02/08/12 (Mon)

最高の歌

8月11日(日)
結局ふたりで事務所に泊まり込んでがんがる。
蟻が侵入したのを、日下はペットボトルに砂糖水を入れて大量に捕獲。
中を走り回る蟻をしばらく眺めている。

16時から、J-wave のイベントで、代々木体育館でライブだ。
UAと元ちとせが出るので、観に行くことにしたものだ。

15:15というぎりぎりの時間に久美の家に戻り、シャワーと着替え。
ハゼが死んでしまう。ベランダのプランターの草の陰に埋める。
久美は焦りまくって怒る。
ハゼを死なせたのもあるようだが、自分の用意もギリギリだったのは気のせい?

会場には16:00に到着。
代々木体育館は渋谷口ではなく原宿口しか開いておらず、ぐるり周り時間をロス。
会場内に入ったときに、元ちとせの「わだつみの木」が始まっていた。

代々木体育館は素晴らしい建築だ。
会場を埋め尽くす観衆、ステージ。その両脇の巨大スクリーン。
私はここを占拠して集会をするメシア教会を想像してちょっと幸せになった。
一曲目が終わり、座席を見つけて座る。
北の二回席の大分前の方だ。
ステージを脇から見下ろす場所である。
券を取ってくれたケンケンはひとりで座っていた。
音楽プロデューサーの中畑さんは? と聞くと、なんとチケットごと今日鞄と財布を自宅で盗まれたというのだ。
酷い話しである。

5曲ほどやったが、元ちとせは、まだまだ声量が足りず、舞台慣れもしていなかった。
曲も歌詞もあまり良くなく、悲痛な感じがしてしまう。
より癒し系を狙うべきだ。
しかし将来必ずもっと出てくるようになるはずだ。
キーボードにライオンメリーが居たのに驚き。
彼はずっと戸川純とやってきた人だ。

次がSkoop On Somebody。
はっきり言ってイモ。
そして曲もあまりにどうでも良い。
ドラムセットは数百万するだろうすげえものを使っているようだ。

三番手がレゲエのPUSHIM。
いきなりコーラスが音程外したので、どうなるかと思ったが、一曲目は日本の祭りとアフリカンビートを合わせたような野趣に富んだ曲で面白かった。レゲエは、ライブではノリやすいなあ。

四番手にラップのKICK THE CAN CREW。「上ってんの? 下がってんの?」で2chの神になった連中である。
もっと上手いラッパーは居るものの、ポップとしては楽しくてよいだろう。リーダーの小さいのが、最初タオルを被って出てきて可愛かった。
MCのセンスはさすがDJ系。
バックのDJの作る音はかなり美しい。オルガンのような哀しい音から、未来を見つめる明るいリズムまで、見事に使い分ける。

そして五番手にUA。
もう、今までのが雑音としか思えなくなるほど素晴らしい。
そして美しいのだ。
スクリーンに切られた絵が完璧である。
最初の曲が終わり、すうっと画面から消えるときの動きの見事さ。
そして決して力いれて踊っているわけではなく、へらへらと動いているだけなのだが、それが実に彼女の自然体であり、引き込まれる。
バンド編成もかなり渋く、生ベースがたまらぬ味を出している。
19日にJ-WAVEでオンエアされるから、ぜひ聞いてみて欲しい。 
踊りもしないのに、ボーっと目の前に立っているだけの馬鹿女ふたりだけが目障りであった。

六番手に元Judy&MaryのYUKI。
これは謎の生命体である。
あのちっちゃさ、童顔。
そしてロリ・ヴォイス。
しかもものすごい声量と安定した音感。
走り回る。回転して跳ねる。

トリはスガシカオ。
会場はもっとも盛り上がったが、どうでもいい曲ばかりで、歌詞も下らん。
しかし声は高く通る見事なものを持っており、かつてのバードたちもかくやと思う。
ギターの音が美しく、かなりの腕とみた。
帰りの混雑を避けるため、最後のアンコール曲の時に三人で抜け出す。

代々木体育館の石畳の道からの夜景は、独特の美しさがある。
そのままボエムまで行き、三人で晩餐。
タコのゼビーチェ、スモーク鶏の唐揚げは相変わらず美味しくて安い。
ゴルゴンゾーラのピザはちょっと焼きすぎ。
スペシャルメニューのトマトとバルサミコの冷製パスタは、まずまずと言ったところか。
食後にチンザノ・ドライを久々に頂く。
みな満足満腹して一日を終わる・・・・のが普通だが、事務所にとって返す。

日下がやっと小説の直しを上げる。

ご褒美にササミとトマトのパスタを作るがこれがまた絶品。
日下は「ボエム」より美味いとべた誉め。

チェックを行い、修正を済ませ、明け方にUP!
『モンスターメーカーi:影の國 第一章 第二話』
今回はより面白くなってきたとひさびさの満足感。
明け方帰り、自宅でモルツを飲みながら絵を練習。


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