02/05/17 (Fri)

沖縄返還30周年

5月15日(水)
深夜マシンに向かいながら仕事をしようと頑張るが、進まない。
これは、まるで大学受験勉強を思い出す。
あきらめて映画を観る。
『Woop Woop』とかいう奇怪な映画で、始まりはマンハッタン。
トチ狂って男どもを射殺する女。彼女は豹柄を身に付け、手錠で撃ち殺した男と結ばれていた。
逃げる恋人である主人公テディ。そして大事なオウムたちも空に逃げてしまう。
オウムが糞をすると、警官の肩に当たる。警官は空のオウムめがけて発砲する。
NY市民も同様の調子で老いも若きも空に向けて乱射する。
テディはオウムを追ってオーストラリアへ。
何か70年代の映画の筋立てのようである。
彼はヒッチハイク娘のアンジーにセックス漬けにされた挙句、麻薬で眠らされてウープウープに引きずり込まれる。
ここは砂漠の真ん中に、輪のようにして山が取り囲む秘境。
もともとアボリジニの聖地だったのがアスベスト鉱山で汚染され、見捨てられた土地。
鉱山が汚染でだめになり、政府がアボリジニに返還しようとして拒絶された土地。
消しゴムで地図から消された土地なのである。
しかし、鉱山労働者は都市生活に馴染めず、ウープウープに戻ってきて独自の王国を築いた。
そこを治めるのはダディO。
その娘がアンジーだった。
彼らはひき殺されたルー(カンガルー)を集め、その肉ともみがらを混ぜてドッグフードにして生計を立てている。
そこは独立王国のように独自のルールがあり、ダディOは絶対権力者でもある。
ルール1に親戚とセックスしない、というのがあるが、住民がみな親戚なために、外から人をさらって来ては子を作るのだ。
そして出ようとした者は殺される。
とにかく異様に腐れた街で、完全に終わってる。
古い流行歌が一日中かかり、夜は街中でミュージカル映画を観る。
マリファナは幾らでもあるが、マルボローは貴重品だ。
犬の日には、子供たちが銃をぶっ放して犬を狩る。
最後には巨大カンガルーの精霊、ビッグ・レッドが現れ、主人公とビッグOのもう一人の娘の逃走を助けるという・・・・
とんかくバッドテイストな作品。
楽しめました。

久美が仕事が忙しく家が乱雑になっているのでざっと片付ける。
あとでえらく感謝される。

昼に「竹麓輔商店」の塩ラーメンがどうしても食べたくなり、700円の大枚をはたくが、以前のような魚介の猛烈な香りはせず、油ばかり強いどんぶりであった。ニンニクを入れたら、だいぶ食えるように。油とニンニクの相性のせいだろう。

夜は再びタイ風レッドカレー。昨日よりすばらしい出来。
ニンニクは香ばしく、甘さと辛さのバランスも申し分ない。
昨日のように最初しょっぱくてミスということもない。
ワカメと魚介とショウガのスープも付け、これが絶品である。
高級料理店でも味わえない、ワイルドなシーフードの香り。
日下も大満足であった。

筑紫の番組で、沖縄と有事立法に関して偽善的なことを言っていてむかつく。
左翼はずっとこうしてムードだけで人が付いてくると、細かな検証もせず、何でもひとまとめに反戦を謳ってきた。
この行為は昔から思っていたのだが、国民を馬鹿に仕切った方法であると思うのだ。
まさに大日本帝国大本営がやってきたような。
日下は今の沖縄人の精神も腐れているから、いつまでも解決しないのでという。
沖縄人に関してマスコミは批判的なことは言えない。
それは本土がいかに彼らに犠牲を強いてきたか知っているからだ。
しかし、沖縄の役所も地主も観光開発も、ひどく歪められた姿でそのまま育ってしまったのだ。

ふたりで久々に『キンザザ』を観る。
ソ連、といってもスタッフはグルジア人ばかりの映画で、それはそれはもう「クー!」


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