|
02/04/21 (Sun)
代々木公園にて
4月20日 昼過ぎまで本を読みつつ寝ている。 コリン・ウィルソンの『右脳の冒険』を読み直しているのである。 風呂に入って黒い四角いタイルのメジの十字に精神集中してみる。 視野がぼやけ、幾つもの十字がギラギラ光るように見えてくる。メジの白とタイルの黒が逆転して見える。 水平線が世界であり、垂直線は自己存在であることを思い出す。垂直線は常に流れがあるが、水平線は不変である。 パーソナルは一個の十字で他の十字とみっちり隣り合わせであると思うと、やや滅入る気がする。 愛車が昨日の計画倒れで表参道に置きっぱなしだったので、代々木公園を経由して歩いてゆく。 ネイチャー志向のイベントが終わるところで、まるで昔のヒッピーのような風体の連中が座り込んだり闊歩している。 「Earth Day 2002 Tokyo」 こうしたフリーな雰囲気のイベントは心沸くしそうした風体の人は嫌いではないのだが、なぜか人と関わるのが嫌で、とにかく下手な演奏をしている連中もうっとおしい。 ピースボート系のイベントだったようだ。 代々木公園の噴水のそばで少し読書し、自然と自分とを観照してみたりする。 昔から思うのだが、木々からはなにやら雨のようなシャワーが始終降っているように見える。 代々木の森を歩きながら、黄昏時の木をその暗がりから見上げると、それらはもろ手を挙げて天に謡っているようだ。無数の枝先の葉は細かく複雑なパターンを描いて風に揺れている。 木の種類によってそのパターンは異なる。
夜は日下ともんじゃ焼きの店に行く。 ホテル街の真中丸山町にあり焼き鳥屋と併設されているが、概観は昭和のモルタルつくりの民家である。 中は、この界隈が花町であった頃の風情をかもし出しており、なかなか良い。 混んでいて最初焼き鳥屋で時間待ちをしたが、こちらもレバー刺や皮、ハサミなど、なかなかの味である。 他にもカップルや女同士で何組ももんじゃ待ちのグループが焼き鳥屋に流れてくる。 ようやくもんじゃ焼きの席が空き二階に通される。床の間に芸者の衣装が掛けてあり、窓際のいい席である。 牛天もんじゃ、豚天お好み焼き、五目焼きそばを食べるが、どれも美味い。 特にお好み焼きは出汁が効いており、非常に満足度高し。またソースの香りが良く、ちょっと鉄板で焼けると、ずっといい香りが一帯に残るのだ。 日下も大満足であった。
その後某DVDショップの映画評価があまりにボケナスであるのを見ながらチャットで騒いで遊ぶ。
|