「妖精部隊"セレナーズ"参上ォー!困ッテル人ヲ助ケルゾー!」
「オー!キャハハハハ☆」
「アレアレ見テー!」
「オ菓子ガ一杯ィー♪」



妖精達が飛んできました。その数、およそ‥数百名。
テーブルに積まれた、沢山のお菓子の周りを嬉しそうに飛び回っています。
「人間サン達、今晩ハー♪」
「アノネ、情報ニヨルト、コノオ菓子ガ食ベキレナクテネ、」
「ソレデ困ッテルンダー」
「任シテー!明日マデニ全部食ベテアゲルー☆」
「人間サン達モ、早ク食ベナイト無クナッチャウゾー★キャハハハ」
今日は"ひな祭り"‥女の子が、例えば、携帯電話の待ち受け画面で色っぽいポーズをキメられる位に美しく成長しますように、と願って行われるお祭りです。
だけど大勢の妖精達の放つ光で、お店の中は、まるで年末のクリスマスの様にチカチカと輝いています。
「まー多分、ここの人間だったら、こいつ等の事、いじめにゃいって思って連れてきたけど」
「苛めやしねぇさ。皆きっと親切だよ★どれチョイトお邪魔すっかな」

ガイウス・フラム3
バンチョウ
雛祭りテーブル2
ムリエの処へ
メリエの処へ
外に出る