ドワーフが一抱えほどの大きさのタライにバケツ大の氷を幾つも入れて持ってきた。

「ここ最近、『煮えそうになる』くらい暑いな(苦笑)
おかげでつい、知り合いの魔術師に頼み込んで氷を作らせてしもたよ。
溶ける前にかき氷にして食ってしまおう」

カウンターに氷の入ったタライを置いた時に、小声で一言。
「氷作る時に反作用で局地的に気温が上がって『ワシが茹で上がるところだった』のはナイショな」


キノコマン
真夏のテーブル
ムリエの処へ
メリエの処へ
外に出る