セラの式について(by 戯言師ゆうり)

セラを守護するモノ達。
紙で作られた人形(ヒトガタ)にセラが魂を込めることで顕現する。
特に『戦闘用』という訳ではなく日常生活の雑用もこなしている。

・ジコクテン…式の中でも『四天王』と呼ばれる非常に強い力を持つ東方の鬼神、その1柱。『東のジコクテン』。飄々とした性格で、軽薄そうに見えるがセラへの信頼は非常に厚い。大きな片刃の剣を持つ、不精髭を生やした三十路前の男性の姿で顕れる。

・ゾウチョテン…『四天王』の1柱。『南のゾウチョウテン』。こと戦闘能力だけならセラの式の中では最高の能力を誇るが、過激で喧嘩っ早い性格をしており時折セラの制御を脱して暴走する。重鎧を着た角刈で長身の若い男性の姿をとる。

・コウモクテン…『四天王』の1柱。『西のコウモクテン』。真面目で実直な性格だが、頑固で融通が利かない面も持つ。胴着を着た中年男性の姿で顕れ、世の総てを視ると言われる額にある第三の目が特徴。

・タモンテン…『四天王』の1柱。『北のタモンテン』。明るく穏やかな性格をした四天王のリ-ダ-格。軍師の才に優れており、実戦経験の少ないセラに代わり他の式を統率する事もある。純白の衣を纏った少年の姿で顕れる。

・麒麟…東方の神話に伝わる神獣。姿形は我々が伝え聞く神獣・麒麟と同じ。言葉を発することはないが言語を解する知性を持つ。戦闘には向かず、移動用として使役される。

・月の魔獣…比較的低級だが『月の女神の眷属』とも言われる強力な魔獣。赤黒い犬のような姿を持ち、前脚に長い鉤爪、後足に蹄がある。魔獣とは言うものの、悪意や害意はなくセラの命令に非常に忠実である。

・久遠・刹那…セラの為に神無が創造した双子神。他の式と違い常時顕現しており、セラの思念効果範囲外でも半永久的に活動できる。姉神・久遠は明るく外向的で口の利けないセラに代わり意思表示を行う。セラに対して主人と言うより友達感覚で接する。妹神・刹那は非常に無口で不必要な事は喋らない。主人であるセラはもとより血縁者のアルト、創造主・神無にも帰順する。2柱とも四天王には劣るが戦闘能力は高く、久遠は大剣(嵐剣・ストームブリンガー)、刹那は刀(霊剣・草薙)を持つ

注・コントでシグを殴っているのは大体が四天王・ゾウチョウテン。久遠と刹那の常駐は神無の精神支援を受けているので楽ですが、四天王の起動は結構な精神負荷が掛かります。使役しすぎると彼女倒れちゃいますので、久遠・刹那の『ハリセンぼんば-』くらいで我慢しましょう。

・十二神将残り5柱のうち3柱は『移ろう神々』。遥か太古に飛来したと言われる異界の邪神である。異界よりの飛来の際、エルフの祖と言われる種族と遭遇、壊滅させてしまう(これが原因でエルフ族は現在でも邪神・魔神を嫌悪するという説もある)人型ではなく、相応する神器に術者の血を捧げることで顕現し、意志の弱いものが召喚を行うと邪神に精神を喰われる危険がある。非常に攻撃的かつ狡猾であり本来召喚自体が危険であるが、セラと彼女に敵対しない者に危害を加える意志は感じられない。その理由は不明である

・ハスタ-…歴史に忘れられた『移ろう神々』の1柱、『名状しがたきもの』。言語のようなものを発するが同じ『移ろう神々』にしか理解することが出来ない(忘れられた言葉とか異界の言語と言われる)。この世界の何処かにある『黒きハリ湖』に棲み、他の『移ろう神々』同様その真の姿を見た者は、そのおぞましさから発狂するという。召喚され顕現するときは黄色の衣を纏った年齢の判別のつかない男性の姿をとる。神器は黄色の革張の書物『黄衣の王(キング・イン・イエロ-)』

・アトラク=ナクア(CV松井菜桜子)…『世界の果てで橋を掛けるもの』。世界の最も深い処にあるという地底湖『ン=カイの洞窟』。その更に奥深くに広がる割れ目に糸で橋を掛けようとしているという。その目的は不明だが一説にはこれが終わった時に世界が滅びるとも言われている。『移ろう神々』の中でも特に攻撃的な性格で面倒臭がり。その真の姿は人間並みの大きさを誇る大蜘蛛。顕現時は若い妖艶な女性の姿をとる。真器は表面に蜘蛛の姿が浮き彫りにされた拳大の鉱石『アトラク=ナクアの仔』

・ニャルラトホテプ(CV子安武人・皆口裕子)…『移ろう神々』でも最高位の力と知識を誇る神。『這寄る混沌』『無貌の神』。『面白ければ何でも良い』という性格をしており、時折セラの意志とは無関係に勝手に顕現する(この場合どのような原理か不明だが、セラに精神負荷が掛かる事はない。最高位神だからこそ為せる業か)。基本的に黒づくめの青年か少女の姿をとるが、自由に姿を変える事が可能(しかし『醜い』ものには変異しない。彼?なりの美意識だろう)神器は『無貌の仮面』。その名の通り表情のない純白の仮面である

以上の3柱は基本的にセラひとりで召喚することは不可能。(ゲ-ム的に説明すると、セラの最大MPが400で彼らの召喚MPが600て感じですね。ニャルぷぅ(ニャルラトホテプの愛称)の自動顕現の消費は0)。召喚出来ないものを何故彼女は契約、使役出来たか…それは後々明らかになる…筈。予定は未定…

補足・ゾウチョウテンの説明に『戦闘能力だけなら最高云々…』とありますが、『移ろう神々』とは比較になりません(移ろう神々が段違いに強すぎます)ので、ここは『セラが1人で召喚出来る式の中では最高クラスの戦闘能力』という意味です

補足そのに・式神による大道具搬送云々(セラのプロフ参照)…こんな事に出すだけで疲れるようなモノ使って大丈夫なんでしょうか?という質問を頂きました。上記のような雑用は別途掲載した神域の者ではなく、その辺に漂う雑霊を人形に憑依させて使役します(これが一般的な式〔使鬼〕です)では何故シグへの制裁に神様が出るのか…『うっかり』出ちゃう、位に取って下さい。それだけアルトが大事なんでしょう…うっかりで殴られる方はたまったモンじゃないでしょうが…
各式神の劇団員に対する呼称
(話せない獣系2種除外・基本的に式神間は呼び捨て・例外有)。
ジコクテン(CV増谷康紀)…セラ→お嬢ちゃん、シリウス→旦那、他呼び捨て。
ゾウチョウテン(CV遠近孝一)…全員呼び捨て。
コウモクテン(CV大塚明夫)…セラ、神無、憐→様付、シリウス→閣下、他呼び捨て。
タモンテン(CV高山みなみ)…アルト、セラ、神無、憐、シリウス→様付、他→さん付。
久遠(CV田村ゆかり)…神無、憐、シリウス→様付、他の男性(年齢制限なし)→くん付、他女性(同上)→ちゃん付。
刹那(CV田村ゆかり)…全員様付(人型の式神にも様付)

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