‥最初にお断わり致します何しろ『原作』が未完の所為もあってスタッフ名が解りません‥説明書にも無かったし。
この後述べる事は、あくまで一個人の見解であり、決してその方の作品を非謗中傷するものではありません。
何卒、ご容赦のほど宜しくお願い申し上げます‥ 【ぱるふぇすた】

「なーーんつってな♪ これだけは幾ら遊びでも、絶対に譲れねぇんだよな」
「妥協したら地獄行きだもんにゃ♪ うんうん」
「ったく暗ぇ真似しやがって記号に半角、句読点、その上弱虫共にまで」
「やあめえるうにゃ★また没にされるにゃあ‥折角一生懸命頑張っても、一言二言で、わーー、あの人傷つくーーにゃんて丸ごと消されたら無駄骨もいーーとこにゃ」
「独白でこれかよ‥一体どれだけ『感じやすい』奴なんだ? ずーーーっと黙りっ放しで解んねぇけどよ★」
「つまんにゃかったりぱくりだったら、とっくに、にゃにか喋ってたと思うけど」
「‥控えめに挨拶しても黙られた。そこまで厭なら」

「まーーまーー☆それよりらいあのはにゃし。あたしも少し興味ある」
「あーーそうだ、ライアさんだったな‥その未完の作品は、神々の黄昏つってな」
「ニャンシーが持ってるあれ?」
「その通り★正確には偶像共の黄昏だ‥ったく神様つったら唯御一人だろうが‥ライアさん本当良かったわ、その話出ずに済んで」
「その表現も微妙。注意するにゃ、わーーまたーーこのやろう没ーーにゃんて事に☆」
「はいはい。いやマジ激萎え激へこみ。やってらんねぇ。一体てめえら」
「そのはにゃし終わりーー!! もう。らいあに会ったんでしょ、そのはにゃし!」
「すまねぇ、ついどうしてもな‥確か書き下ろしの待ち受け見た後」
‥8/31ライアのインタビュー画像更新。地下小劇更新‥。
「ううむ。士を師と書いたりライアの絵描いてくれたり、これは偶然か? それとも、メッセージかな‥また呼び捨てだろう思ったら今度は様付けだったしな」
「王国にゃいでも扱い変わってきたのかもにゃあ♪」
「の割りにゃあ三つも没食らってって、うわ! お前何時から居んだよ」
「えへへーー☆気が付かにゃかった? むふふ画像みてたら叩こうと思ってたけど、そいつにゃら許す♪」
「彼女なら? 何で」
「おもての勇者のにゃかで一番、あたし達に理解がある奴だそーーだにゃん♪鳥とはにゃせる奴にも興味あるけど、取り合えずそいつとはにゃかよくにゃりたい気がするの☆」
「確かにな‥よし、だめもとで呼んでみるか」
「ここに?」
「まさか! お前等の家にだよ★俺が話すとどうしても角が立ちそうだしな」
「おう! 頑張ってみるにゃ! フローラ達に言ってくる♪」
「ちと待て未だ来てくれるとは‥行っちまった。ちっ、しゃあねぇ俺も行くか」

‥コロシアム。
ライアはまだ、受け付けに居る筈だ。
さて‥。

「コロシアムへようこそ。エントリーしますか?」
「いんや。前にきた時ディアーネとヘリオスとラクーナ出してるバ、いや、僕勝ちたいんだーって感じの奴といきなり当ってな‥白けたからやる気にならねぇ」
「ああ‥では観戦ですか」
「それも違う。あんたに会いにきたんだ」
「帰って下さい。そういった用事は一切受け付けていません」
「カウンターの下でナイフ構えるのやめろ。そうゆう用事で来たんでもねぇ」
「ではどんな用事ですか」
「話‥いや話し合いに来たんだ。神々の黄昏って奴についてな」
「知ってるんですか! ?」
「少し前まで俺も待って‥いやいや、仕事済んだら来てくれねぇかな。只とは言わねぇご馳走もする。あいつら客を遇すの好きだし」
「どんな方ですか」
「漢が六名、女性が七名」
「ご家族ですか? 特に用事はないので付き合うのは構いませんが、素性の知れない方とご一緒する訳には」
「失敬‥降魔士のMARCYだ。さっき言ったのは確かに家族、或いは仲間だ」
「どんな方々ですか」
「ドラゴン五名、エンジェル四名、マーメイドとハイフラワーとダークココナ。そしてマベル。全員名前があるけどさ、専用の★」
「それはつまり下僕の事? 面倒みてあげてるの?」
「下僕ぅ? んな風に思った事一度もねぇな。家族、或いは仲間だ」
「大事にしてあげてる?」
「ああ‥セリアには、よくどつかれたり蹴られたりしてっけどな」
「くすっ☆甘やかしちゃだめでしょ」
「つい可愛くて、いやいや、皆カッコ良くてカワイくて好い奴ばかりだ。来てくれるか?」
「イリアも一緒でいいなら」
「勿論。金竜なら家にも居るよ。アルギムってんだけど、漢のなかの漢だ」
「いいわ。お家は何処?」
「街の外の森ん中」
「そっ‥! どうして外に」
「全員で街に住むわけいかねぇし★」
「あーーそっか☆ドラゴン五体も居ればね」
「そうそう忘れる所だった‥お近付きの印に」
「これは? ダイアモンド!」
「いんや、悪ぃけど人工。売っても1ダルトにもならん。でもアクセサリーにはなる。ぱるふぇすたって言うんだけど良かったら取っといてくれ‥悪かったら捨てていい」
「(くすくす)取っとくわ」
「それじゃ。門出てすぐだから。ところでイリアは?」
「門を出たら呼ぶわ♪」

ゲートを抜けて、暫らく歩いた所でライアは笛を吹いた。遠くからアルギムより一回り小さな金竜が飛んできた。
「ぎゅおーーーん?」
「あんたがイリアか。マーシーだ、宜しく。綺麗な目だな★」
「ぎゅうううぅ‥」
「恐がらなくてもいいのよイリア。悪い人じゃないみたいだから」
「みたいって‥まあいいけどよ。あの正面の森だ」
二人と一頭は並んで歩く。
「私と話したい事って何」
「あんた‥神を信じるか」
「信じる? 判らないわ。只、私の旅の途中で云々、とか言う話は聞いてる」
「やっぱそうか‥‥」
「あなたは知ってるの?」
「それは唯一絶対、全能全知で在らせられる方。この方に拠ってないものは一つもなく、この方に依らずに在るものも一つもない」
「じゃあ色んな人や種族が崇めてるものは」
「単なる妖霊族、後になって生まれた者だ。その証拠に全能でも全知でもない」
「ねえ‥じゃあアザーって知ってる? 今結構、噂になってるけど」
「ああ、知ってる。いや‥あんたは何だと思う」
「知ってるのね。破壊と混沌‥業火の、だっけ?」
「そこなんだよ、あんたと話してぇ事は。これはあくまで私見だが、いや神じゃねぇのは間違い無ぇけど、この世界で生まれた者が、その‥アザーもねぇだろ」
「と言うと?」
「アザーってのは余所の、別のって意味だろ? 大魔王だか大悪霊だか知らんがここで生まれてアザーも無ぇだろ‥それは別に居る」
「よく判らないな」
「あくまでそうなんじゃねえかって話」
「それで? わたしに、その‥何を言いたいの」
「頼みがあるんだ。さっき言った本当の神様とは何かって事を、友達だけでもいい、出来るだけ大勢の人に、教えてほしいんだ。何かの機会にでもいいからさ」
「その位いいけど。私にそれを頼む目的は何」
「いやな‥笑わねぇで聞いてくれよ? 俺はさぁ、及ばずながら世の中を良くしてぇって考えてる。そのために一番、迅速確実な方法は、一般大多数‥全部は無理だろうしな、の人に真面目で清らかな、敬虔な者になってもらうしかねえ。でなきゃ本当、下等な悪霊やその下僕共の思う壺だ‥大なり小なり、遊び事にさえ、その兆候があらわれてる‥本っ当に及ばずながら、何とかしてみてぇんだよ」
「どうして私に?」
「あんた以外に頼んでも仕方ねぇ気がしたからだ。例えばヴィシュナスさんもいい線行ってるけど、あの人、何よりも親愛と平等を、なんて普通ーーに言いそうじゃねえか? それは素晴らしい事だ。でもそれじゃ駄目なんだ」
「どうして? 本当に素晴らしい事だと思うわ」
「それを願い、それを行うには、まず信仰ありき。だからなんだよ★」
「そうか‥言うだけでいいなら構わないわ。本当にそれだけでいいのね」
「ああ、充分だ。頼むよ‥」

お家の前でニノンが落ち葉を掃いている。
「あーー、お帰りなさいーー。あれ、お客さまですかーー?」
「おう、ちゃんとらいあ呼べた? そいつがそお?」
「こらーー! お客さまにむかってーー! すみませんーー」
「くすくす☆いいのよ、ダークなココナちゃんってあなたのこと?」
「あたしはセリア、一緒にすんにゃ。まーー入るにゃ、歓迎するにゃん♪あれ、ドラゴンもいるにゃ。おまえは洞窟」
「可哀想ですーー」
「入れにゃいでしょっ☆」
「あーーそういえばーー」
「にゃかまが五人もいるから淋しくにゃいでしょ? 鍛えて貰ってくるにゃ♪」
「ぎゅうわうぅぅ‥」
「あ、あの‥マーシー、皆いつもこんな感じなの」
「ああこんな感じ。まあごゆっくり★本当、俺ぁ皆が、いや誰もが、こんなふうに暮らせたらなって思うんだけどよ‥明るく楽しく」
「ほらーー、もうそのはにゃしやめっ! 願いをかにゃえる前に国追んだされたら、どーーすんにゃっ」
「あーーそうだそうだ、それがあったな‥わーーかった、控えるわ」
「それでいーーの☆ほれ、歓迎会の前ににゃんか一言いって決めるにゃん」
「いや、今はやめとく。まだ早ぇ気がする」
「そんにゃ事言ってるうちに追んだされちゃったら」
「覚悟のうえだ。思い出したよ、元々そのつもりで始めた事だもんな★」
「にひひーー♪せいぜい頑張るにゃん☆」

☆おわり☆

MMスタッフより
『影の國』が、『闇の竜騎士』に似ていると言うことで憤慨されているようですが、この小説はもともと『闇の竜騎士』の原作者が書いています。
PCエンジン版『闇の竜騎士』は、原作者のストーリーをベースにしているものの、まるで違った形で書き直されて発表されました。さらに中途で終わってしまっています。
そこで、原作者が本当の話を書こうと思い立ったのですが、健康上の理由で現在連載が中止されています。

なお、半角に関しては、皆様のパケット代を考慮し、全角のカタカナ、数字など、出来るだけ半角にさせていただいています。
どうかご了承ください。


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