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02/09/14 (Sat)
バビロン倒れ1年
9月11日(水) 民主党総裁選に向けての仙台での立会演説会で、野田佳彦の弁に感動する。 彼を5年後の総理にできたら!
昼に昨日の鮭のカマの残りで茶漬ける。 むっちゃくちゃ美味い。
久美が田舎からもらった栗を剥くが、常温で放置してあったため、半分が痛んでいる。 それでも何とか栗ご飯を作り、鮭の第二段で食う。
あの崩壊から一年。 日テレのドキュメントで、ピッツバーグに墜落した乗客のドキュメントを観て涙する。 しかし、あの機はホワイトハウスを狙ったものの撃ち落されたと、個人的には確信している。
フランス人カメラマンのギデオンとジュールのノーデ兄弟が、FDNY(ニューヨーク消防隊)を取材するドキュメントを観る。 社員ともどもギデオン萌えに。 隊長のファイファーもなかなりいい感じである。 そして、見習のトニー(アントニオ)を中心に話が進んでいくのだが、どう見ても彼が11日に死んだ風に演出していく。 まったくあざといことこの上ない。(楽しめたけどね) 9.11の朝、ガス漏れで消防隊出動。 しかしガセである。 その現場は丁度世界貿易センタービルを望める交差点である。 弟ジュールは見事その瞬間をカメラに収める。
出来すぎである。 ちょうどこの日、世界貿易センタービルのドキュメント取材のカメラも廻っていた。 何者かの力がこの瞬間を撮って世界に報道するように仕向けていたとしか思えない。
弟は消防隊と共にビルの内部まで進入する。 しかしエレベーターは動かず、はしご車も届かず、彼らはなすすべがないという風。 仕方なく30kgの装備を抱え、78階を目指して階段を登ってゆく。
バーン、バーンと、恐ろしい音がする。 最初は上層階の爆発音か、床の抜ける音かと思った。 それは飛び降りる人々の激突の音であった。 ひっきりなしにそれがある。 体験した人々は一生忘れられないだろう。 無線も効かなくなり、指揮系統が完全に混乱する。 ありありと皆に焦りの色が見える。 最初に倒壊したのが、彼らの居る方タワー1でなかったことが幸いした。
窓から飛び降りた人が、消防士の一人の上に落ち消防士共々亡くなった。消防隊所属のマイケル・ジャッジ神父は、彼らの冥福を祈るためにヘルメットを取った。 そのとき轟音が響いたかと思うと、それがぐんぐん近づいてくる。 タワー2の倒壊だ。 タワー1のロビーは粉塵であっという間に真っ暗になる。 その衝撃でタワー1の中でも崩落があり、マイケル神父の頭を打ち命を奪った。彼がこの事件の死亡認定1号となる。 まさに彼は神に召される子羊となったのだ。
粉塵が晴れ始め、タワー1からは全員撤収。 ジュールとファイファー指揮下の消防隊は助かったのだ。 343人もの消防士が亡くなる中、この隊は最も先に駆けつけ、そして全員生還している。 良い隊長とは、こうした運も持っているものだ。
そしてタワー1の崩壊。 ジュールはそのすべてをカメラに収めきれず、逃げ出した。 爆風が追ってくる前に、逆風が生じてすううっと吸い込まれる。 そして一気にそれは来る。 辺りが粉塵で包まれるとき、まったくの静寂が訪れる。 音が粉塵で掻き消されるのだ。 車の陰に隠れたジュールに覆い被さるように庇ったのが、ファイファー隊長だった。
世界最大の都市は一瞬にして変貌した。 その後周囲のビルも倒壊し、消防士たちは危険で近づくことも出来ない。 ファイファー隊長の弟は、非常階段で避難者を誘導中タワー1の倒壊に巻き込まれた。
あの現場はその後数ヶ月地獄の釜となり燃え続けた。
一年後のこの日、各地で追悼集会が開かれた。 しかし、あのテロを当然の報いとする人々も多い。
湾岸戦争で、アメリカ軍はまたしても無差別に殺戮し、完全な抹殺戦を展開した。 彼らに市民を巻き込む戦争を非難する資格などは無い。 広島長崎の原爆、東京の大空襲が物語っている。 我が母も友達と共に、コルセアに撃ち殺されるところを、爆弾で出来た穴に逃れて助かった。 白いシャツを着てスカートをはいた軍人が居るだろうか? いくら上空から見たとはいえ、それはちゃんと見えるものなのだ。
ヨーロッパ戦線ではナチスが見事に悪役を演じたが、対日戦での大量虐殺者はアメリカなのである。 このため、南京大虐殺が捏造され、日本は原爆や無差別爆撃を行われても当然の報いとされる国家であると認定された。
血の購いも一連のテロの動機ではあるが、もっと根本的な問題がある。 それはアメリカへの富の集中、つまり巧妙なる搾取が世界を覆っているということだ。 特に産油国の富は、メジャーによって搾り取られ続けているのだ。
この対立を宗教の問題に置き換える人が多いが、それは間違いである。 根底は経済問題だ。 それに宗教が大義を与えているのである。 経済問題だけでも、このテロは起こり得るが、宗教問題だけでは、生じ得ない。 というより経済問題が無ければ宗教問題は起きないのである。 これは歴史を学ぶ者にとっては常識のはずであるが・・・・マスコミの悪い癖で、彼らは判りやすくしかも奇妙、目新しいなものを求めやすい。 彼らはこの一年、真の問題を忘れさせてしまうほど、宗教対立を声高に喧伝した。 しかし真実は、アメリカの世界支配に対する反旗なのである。
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