02/05/01 (Wed)

春の雨に打たれる



4月30日(火)
5時に起きて事務所に行く。
メールの整理を行い、水槽の掃除をざっと行う。
時間があるのできっちり仕事もこなす。
昨日のレバーを茹でたスープをザルにペーパーをひいて濾す。
時間が掛かるので、そのままにして事務所を出る。

9時半に銀行廻り。しかし、まだ一件しか入金がない。
全額を引き出し、家に戻り朝食。
久美は昨日のパスタの残りを平らげたところで、私の分は残っていない。
仕方なくざっとエビとバジルのパスタをこさえる。
シソをベランダに植え、ちょっと仮眠のつもりが、2時間半も寝てしまう。
急いで支度をしつつ、エンと遊んでやる。

小雨が降り始める中、再び銀行廻り。
通りに面した銀行はひどく混み合っているので、自転車で空いている銀行を探して入る。しかし、そこも私が並んだ後に、ずらりと人の列が。
今日はずっとそんな感じで、非常にラッキーであった。
柔らかい春の雨を浴びながら、自転車で渋谷を走り抜ける。
社員の給与のために、銀行からだけでなく、プロミスからも借り入れだ。
しかし、なぜか心が充実して満たされている。
雨はハタハタと体を濡らし、さきがけの報せをはらんだ風が両腕の下をかいくぐってゆく。傍らを過ぎ行くコンクリート壁は、音も無く暗くたたずんでいる。
私は前へ前へとペダルをこぐ。

濾したレバースープは金色をしており、甘い香りを放っている。これにネギの青いところを放り込んで煮る。
これを使って長浜ラーメンを作る。
日下がだいぶ前に作ったチャーシューも暖めて残らず入れる。
実に滋味深い味のラーメンとなった。

雨は降りつづけ、またしても天気予報は外れる。
日下が残ったカレーを増殖して夜に食わせろという。
しかし鍋には一人前あるかどうかの量しか残っていない。
本格的にカレー作りが始まった。
炒め物はすべて中華鍋を使う。
タマネギ2個半をみじん切りにしてたっぷりのオリーブオイルで炒める。
その間、残りのカレーにルーとミルクを足して、ゆっくり煮込む。
タマネギはチョコレートかキャラメルのようにねっとりとなり、タマネギ臭がまったくなくなるまで執拗に炒める。最後にルーを足して香り付け。
次にホールトマトを四つ、強火で炒める。このときのトマトの焦げた香りが決め手である。
さらに今日は私には珍しくジャガイモを入れる。よーくバターで炒め、塩胡椒で味付けし、お湯を少し入れて蓋をして蒸す。これによってトロリとしたジャガイモが出来上がる。
さらに香りを引き立たせるために、シメジを強火で炒める。
最後は牛のバラ肉。
胡椒とニンニクを利かせ、さっと炒めて鍋に入れる。
この感ずっと鍋はコトコト煮えている。
焦がさぬよう始終かき混ぜている。
そして肉を入れてひと煮立ちさせると、火を切って、後片付けを済ませる。
さあ、すばらしく上品でコクのあるカレーが出来上がった。

画像のほとんど映らないニュースステーションを聞きながら、幸せの内に夕食を終え、ハーゲンダッツで締める。
渡辺真理の顔色がネガ状態で映し出され、それはそれで美しい。
ムネオがはっきり映らないだけでも不快にならなくて良い。
サスケはラムレーズンの最後の残りをちょっと舐めさせてもらい、かなりご満悦。
カレーは明日の分も充分残っている。


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