<第3回>
陽炎の向こう側に踏み込んだソルレヲンとロリエーン。二人の前には遺跡が広がっていた。さっそくあちこち見てまわったがめぼしいものはなかったため、一番奥の大きな建物に入って行ったのだった。
ロリ「さあ、ここからが本番だから、気を引き締めなさい」
ソル「前哨戦だけで…すでにくじけそうです……」
ロリ「情けない声出しちゃって。そんなんじゃお宝なんて見付けられないよ?」
ソル「あちこちでロリエーンが罠を作動させまくったからでしょう!?」
ロリ「だってー。紐やスアッチがあったら誰だって触りたくなるじゃない?」
ソル「挙げ句に人を盾にしたじゃないですが!」
ロリ「あ・れ・は、ソルちゃんが身を呈してかばってくれたのよね♪」
ソル「……はぁ。とりあえず先へ進みま……」
ロリ「あ、これって何のボタンかな〜(ポチ♪)」
ソル「またですかー!!」
ロリ「あら?ソルレヲンが消えちゃった。うーん、この先を一人って大変よね。よし、呼び戻す仕掛けを探してみよう!」
(がさがさごそごそ……)
ロリ「スイッチ発見!ポチッとな♪」
ソル「ぅわっとぉ?!ああ、ロリエーン!?人をポンポン罠に引っ掛けるのはやめてくださいって!」
ロリ「お帰りー。さあ、お宝探しに行くわよ!」
ソル「こっちの話、聞いてますか!?」
〜続く…?〜
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