<第4回>
意気揚々と遺跡を奥へと進んでいくソルレヲンとロリエーン。そして、ついに二人は遺跡の最奥へとたどり着いたのだった。
ロリ「な、なんなのよこれはー!?」
ソル「特大ホールに赤オーガの大集団ですか……。誰も帰ってこないわけですよね……」
パラリパラリと撒かれた豆が当たったそばからオーガは次々と人間の姿に戻っていった。
冒険者「あれ?今まで何してたんだっけ?まあ、いいや。とりあえず帰ろ」
呪いが解けたばかりで曖昧な冒険者たちは、ゾロゾロと出ていってしまう。
ロリ「ぶー!お礼もせずに帰っちゃうなんて!」
ソル「まあまあ、お陰でこのお宝も山分けしないで済みましたし、いいじゃないですか」
ロリ「それってさっきの豆なの?呪いを吸い取って宝石になったんだ!?」
ソル「これだけあればチョコレート代には十分ですよね♪さっそく買いに戻りましょう!」
ロリ「美味しくて素敵なのを期待してるからね♪」
〜おしまい♪〜