金色の光は一瞬で消えました。そして、お店の中の人の体が、金色にキラキラと光りだしました。
「あちゃ、みんにゃに掛かった‥まぁいっかにゃ★」
「ネー、アッチノ席デオジチャンガ困ッテルヨー」
「息ガツマッチャウッテ言ッテルヨ?」
「にゃんで」
「炎ノ魔法ガ元ナラバ、ッテ」
あっちの席で、ドワーフさんが一生懸命、何度も、深呼吸をしています。
「にひひひひ☆そっか、この世界のひとは知らにゃいよね♪"冷たき神の火"」
「アタシ達、知ッテルー!」
「黒イ石ヲ作ル為ノ力デショ?」
「大昔ノ事ダケド♪」
「けんたが殆ど、碧く変えちゃったけどにゃ★そゆ事、だから"きんいろの星"使ったんじゃにゃい」
「"転換"ってのは、そう言う事さ。燃焼エネルギーを、酸素の消費から酸素による生成へと切り替える」
「一回一回が、はにゃびとかよりも遥かに少にゃくて済むの。安心して♪このお店の周りの空気からも補充されるしにゃ」
「ソレジャ、イックヨー☆」
「おぅ、グズグズしてたら炎の方が発動する‥床に落っこちた炭が"誰だったか"調べるのが大変だろぅな」
「又そゆ事をゆう★」
「妖精魔法、レベル、スリィー!!」
妖精達が赤い服の少女を取り囲みました。
「アタシ達ガ使ウンジャナイカラネ?」
「コノ人ガ使エル様ニスルンダヨ?」
「解ッテルー♪陽光ノ飛沫ー!」
「発動ー!!」
ひんやりした虹色の光が少女に向けて放たれました。彼女の体を色んな色の小さな光の粒が覆いました。
「あぅ?」
彼女が顔を上げました。

MARCY5
バンチョウ
後の雛祭りテーブル
ムリエの処へ
メリエの処へ
外に出る