休憩室でアルトとシグが口論をしている。

アル「......というわけで、セラが世界で最高の女なんだ! 判ったかい?」

シグ「だけどね、俺のフィアラもその点まったく負けてはいないと思うがな」

そこへティアリースが通り掛かる。

ティア「二人とも熱くなっちゃってどうしたんですか?」

アル「よくぞ聞いてくれた、ティアリース! 俺がせ-っかく! 妹の良さを証明したのに、シグは耳を貸そうともしない。ただ自分の妹の方が良いって言うだけなんだ。これってどう思う?」

ティア「どうって言われても…」

シグ「アルト、お前がセラが世界で一番可愛いと言う気持ちはよ-く判った。だけどな、それは陽が昇るのが東であるほど明確に、石が水に沈むと同じく自明に、まさしくすなわちシスコンと言うものだぞ!」

アル「お前は違うんか!.....これでは拉致があかないな。ティアはセラとフィアラ、どっちが可愛いと想う?」

しばし考えて一言。

ティア「……私は自分の姉が一番だと思いますよ」

アルト&シグ「……あのな(汗)」

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