執務室でザウエルとシグが書類の整理をしている。
そこでザウエルが。
ザ「…ふと、脳裏に過ぎったのだが」
シ「…何が?」
ザ「此処って、何故お前含めて銀髪が多いんだ?」
シ「そんな事知るか」
ザ「だってシグ、お前にライアート兄妹にルファと4人も居る」
シ「たったの4人だけだろう…って、お前、何を考えている」
そう言った彼が見たのは、ニヤついたザウエルの顔。
ザ「…いやぁ、別にぃ…。あっ、俺、用事思い出したから」
そう言って、やたらゴキゲンな顔で部屋から出ていくザウエル。その手には銀の粉の入った袋を持って。
「コラ待てぇぇぇ!その手にある物をど-するつもりだぁぁぁ!!」
…この日、団員全員が銀髪になってしまったのは言う迄もない。
一同(シグ以外の銀髪の人除く)が怒りに包まれる中…一人だけ。
「わらわは気に入ったぞぇ、アルト様と同じ銀髪になれたからのう♪」
と、異国の姫君は言っていたとか、いないとか。
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