【王劇妖精伝】
byキノコマン
―夏の話し―
暗闇の中、ランプを持っているティアリースティア
「暑い暑い夏ですね、今回は妖精に関する話なのですよ。(゜▽゜*)」
それは、ちょっとした出来事が始まりでした。
王劇では夏になると怪談話などを上演するんですけどちゃんと教会でお祓いしてもらわないと不吉な事が起きたりするんですよね。
今回もお祓いしてもらったんですけどね…。
神無「あら?ターマラ2ちゃん劇場に行けなくて淋しそうね。('∀'●)」
ターマラ2「私は、劇場に近づくたびにあのお札のせいで背筋が凍る思いですよ。( ̄□ ̄;)!!」
神無「ニコさんや悪美ちゃんや憐様には通じないのよね。(*^ワ^)」
ターマラ2「ターマラ様なんて自分で演技しないといけないから必死なんです、そんな姿を見てると涙が出ちゃいますよ。(ノд<。)゜」
シグ「て言うか、そのために入団したんだろ。(^_^;)」
サーナ「サーナも入れないにゅる。(*^ワ^)ノ」
シグ「おまえは本当に天使か?さぼりたいだけだろ(^▽^;)」
―怪奇現象―
そんなある日の事、宿舎内ではいろんな所で怪奇現象が起きていた。
証言1ポチリーナ「夜、見回りに行ったら衣裳室のマネキンにかけてあった男爵用の桂がズレて落ちたんでちゅ。
あまりのマネキンのハゲ具合に思わず吹き出してしまったでちゅ。(≧▼≦)」
証言2フィアラ「音楽室にピアノを弾こうと思って行ったら、誰も居ないはずの音楽室からピアノを弾く音が、中を覗くと誰も居ないんです。
ピアノのフタは開いてたみたいなんですが、やはり誰かが弾いてるみたいなんですけど人影が無いんですよね。
近づいてみると突然ピアノのフタがガタンと閉まったんですよ。
私一人で開けるのが怖くなっちゃてティアちゃんを呼びに行ったんです。
音楽室に戻って二人でフタを開けたんですけど何も無いんですよね。(ノд<。)゜」
証言3シヴィル「眠れなかったからトイレに起きたぉ。
ベットに戻ったら布団の中がぐっしょり濡れていたぉ。
パンツは濡れてないし私じゃないぉ。\(゜o゜;)/」
そんな証言から何かが王劇内に居るのではと言う事になりました。
皆で探してみることにしました。
壺の中、鍋の中、タンスの中…。
シグ「そんな所に居るか!!( ̄□ ̄;)!!」
ティア「居たよ。(*′∇`)」
タンスの引き出しの中に小さな背中に羽が生えた女の子の妖精が寝ています。
とりあえず起こして理由を聞いてみましょう。
ミーミャ「はい、お茶にゃ。('∀'●)」
マーシャ「お菓子もにゅ。(*^ワ^)」
妖精「あっすいません、私劇場の方に住んでるんですけど、この時期になると怖い話とかやるじゃないですか。
お祓いするとしばらく入れないんですよね。
お茶もらっていいですか?(;゜ー゜)ノ旦」
ティア「ここに居るのはあなただけなんですか?(・・?)」
妖精「沢山居ますよ、このプチパイおいしいですね。゜+。(*′∇`)。+゜」
スラスト「ただで住んでるなら今度、宿舎のペンキ塗りしてくれない。d(*^∇゜)/」
シグ(鬼だ、この人は鬼だ。(οдО;)ブルブル)
それからしばらくは眠れない人も居ましたが、気にしない人は気にしないようです。
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