-偽シャウラがシャウラの代わりとして五日間活動とSHADOWSとシャウラの圧縮版過去話によるとんでも話
−前篇− 正月
by 女騎士グレイス
シャウラはルーク達と供に帰郷していた。
あの世に。
ルークらSHADOWSの第二の故郷…そんなことは団員達はまだ知らない。
…歌劇団食堂にて
スラスト「えーと、食事中済みません。団長はともかくシャウラが居ないのですが知ってますか?」
「私ならいますよ」
その声はかなり若々としてしる。しかも丁寧語だ。団員達がドアの方に目を向けると…一見すると普段とおり無感動なシャウラだ。しかしじかに接している彼等はわかる。それはいつも放っている微かなる警戒心…しかし現れた女性にそんなのはない。
「あっ…シャウラの代わりで…彼女の戦友…です。今帰郷しているみたいなんです。あのシャドウ達も…」
スィン「へぇ。シャウラとは違うんだー。可愛いなぁあいつと違って。今すぐ俺と付き合わない?」
スィンは遠慮無く近付き口説き始める。
「デートはお断わり」
突然暗い声になる。
スィン「そんな事いわずにさ、な!」
「……ーーーーッ!!」
スィン「…へ?」
シャウラの代わり…否偽シャウラは目をつぶり、両手をスィンにかざす。一条の光。
(ボォォォン!!)
スィンは吹き飛ぶ。偽シャウラは追い掛ける。剣を抜き走る。が止まった。
「…追い掛ける必要は無いですね」
ラン「今の…何?」
「マイトといって…私が使える魔法の一つですが後使えるのは石化とマジックミサイルと石化等を解く術と防御系とテレポート…」
サーナ「そこそこ高度な魔法ばっかりにゅるね…しかも覚え方が微妙過ぎにゅる」
「回復は薬で。後攻撃魔法二種は属性が無いもので…」
サーナ「だったらギガマイトを覚えたら?」
「いいえ。根本的な魔力が低いので…使えません。後マジックミサイルは今ある魔力全てと生命力少しで唱えるので多用できません」
サーナ「うっ…悪いこと聞いちゃったにゅる。ごめん…」
「いえ。現実そうですから」
ラン「さっぱりわかんないなー(ぼそり)」
スラスト「それであんたシャウラの代わりだっけ?」
「…シャイアです!」
若干フワフワロングヘアーの耳辺りをつまむとシヴィル達エルフの耳よりは小さいが見事に尖っているのが見える。
シャイア「ハーフエルフです。基本的にシャウラと能力は同等です!」
シャウラによく似たハーフエルフ・シャイアの出現はまだシャウラは知らない。
-前篇終わり-
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