人魚の届け物 4
by キノコマン
―プレゼント―
さてそろそろ乾いたかな?
お風呂に入っている間にシーナさんにあずけたメイド服は乾いたのだろうか?
気が付けば外は夕暮れです。
シーナ「乾いたけどもう遅いし、お城に行くのは明日にしなさいな。(*^ワ^)」
カフェラ「今から行くのは失礼なのでしょうか、失礼でしたら明日にしますね。
(^ー^*)」
そこにティアリースとアミアン、フィアラがやってくる。
ティアリース「居た居た!カフェラさんて人魚なんですよね。(*^□^)」
フィアラ「カフェラさんて人魚姫なんですか?(・・?)」
カフェラ「人魚ですけど姫じゃないですよメイドです。
(´∀`)」
アミアン「マーメイドのまあメイド。Σ( ̄□ ̄;)」
ミーミャ「スィンも同じ事言ってたにゃ。(*^ワ^)」
アミアン「スィンと同じレベルかよ!(;>_<)」
ティアリース「客室に案内しますよ。(^▽^*)」
そして夜が明けるのです。カフェラはウルの城に出かけます、ティアリースやシーナさんも付いて行きます。
お城に入ると大きな階段を登らないといけません、岩場で倒れて気を失ってしまうくらいのカフェラさん、両脇をシーナとティアリースが支えます。
大広間に到着、一同は椅子に座るディーン王に頭を下げ挨拶。
カフェラ「竜王様から渡すよう支持されました、「海中の音貝殻セット」でございます。m(_ _)m」
ディーン「そんなに堅くなることはない顔を上げなさい。
竜王様から海中の音貝殻とな。(*^ワ^)」
カフェラ「貝殻から海中の音が聞こえてきます。
クジラの声やセイレーンの歌、海賊ペンギンの話し声、シーモンクの祈りなどを収めた貴重な品々です。
(´∀`)」
ディーン「それは素敵な貝殻ですね、もしよろしければ海底神殿のことを色々聞かせてもらえませんか。
ティアもシーナも紅茶でも一緒にいかがかな。
(゜▽ ゜*)」
シーナ「お誘いありがとうございます。(^ワ^*)」
ディーン「先日のパーティーでの演劇は盛り上がりましたからな。(´∀`)」
さてディーン王にプレゼントを渡したカフェラはウルより代わりに高級お菓子の詰め合せをもらいました。
来た時と同じようにスィンのリアカーで海まで戻って行きます。
海に着くとカフェラはお菓子の詰め合せを泡で包みます。
カフェラ「また来るよ、竜王様の都合しだいですけどね。(^▽^*)」
スィン達に手を振り海に戻って行きました。
スィン「次、来る時は歩行訓練してこいよ。
Σ( ̄□ ̄;)」
ポチリーナ「せっかく服が乾いたのに、また濡れちゃったでちゅ。( ̄〜 ̄;)」
− 完−