雪だるまパニック6
by キノコマン
―劇場―
しばらくの間ポチリーナ達は雪だるまを引き連れて街の中を回っていた。
夜になり昼間の宣伝効果があったのか無かったのか劇場は満員御礼である。
劇場では『炎のジョリーナ―進撃の章』の公演が始まりました。
ではちょっとだけ覗いてみましょう。
酒場のマスターが叫ぶ。
アルト「行くのか、ジョリーナ今なら引き返せるのだぞ。
Σ( ̄□ ̄;)」
ジョリーナは答える。
ティアリース「父を殺した皇帝を倒すため、囚われの身になった村人達のため帝国に向かいます。
(*`゜□゜)」
謎の戦士が話す。
ゼロ「俺も行くぜ!お前だけ死なせはしねえぜ!
(゜ワ゜*)」
謎の魔物使い
ラン「私が先に行って帝国の様子を見てくるわ。
(*゜ー゜)」
そして酒屋の娘
フィアラ「生きて帰って来てね。
(;>□<)」
そして何の関係もないシャーズ。
ミーミャ「お土産買ってきてにゃ。
(^ワ^*)」
さらに関係なさそうなシャーズ。
マーシャ「行くなら覚えておくがよい、糠に釘を刺すとたぶん錆びるにゅ。
( ̄〜 ̄;)」
そうしてジョリーナは出ていくのだった。
そして公演も終わり、約束通りエレストアがやってきた。
エレストアは宿舎に通された。
食堂に通され椅子に座る。ミーミャとマーシャはエレストアを珍しそうに見る。
ミーミャ「雪だるまにゃ、まるまるにゃ。(*^-^*)」
マーシャ「触ったら冷たいにゅ。(;>_<;)」
エレストア「霜の精ですからすいません。(´∀`)」
他の者もジャックフロスト族を見るのは初めてだそのくらい珍しいことなのである。
ガイデル「雪だるまとお酒が飲める良き日かな。
(´∀`)」
白い小さな女の子が皿を持って歩いてくる。
マーシャ「今日から働いてる雪ちゃんにゅ。(^ワ^*)」
エレストア「雪のゴーレムは、春には溶けてしまうんですよ。( ̄〜 ̄;)」
悪美「もしよければ冬が終わったら雪ちゃんを連れて行ってくれませんか。
(*^ワ^)」
エレストア「私も春までウルに居るつもりですから帰りに連れて行きましょう、来年には責任持って連れてきますよ。(゜▽゜*)」
サーナ「巨大雪だるまは?
(・・?)」
エレストア「巨大雪だるまは無理かな、いずれ溶けるでしょう。(*^-^*)」
ポチリーナ「ミニ雪だるま達は?(^ワ^*)」
エレストア「一つなら連れて行っても良いですけど…沢山は無理ですよ。
( ̄〜 ̄;)」
悪美「雪ちゃん良かったですね。(*^ワ^)」
雪ちゃんは喜んでいます、たぶんおそらくゴーレムなので表情がわかりませんが回っていますし、喜んでいるんでしょう。
雪溶ける春は近い、最後まで頑張ってもらいましょう。
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