最凶の男3

by キノコマン



―ボコボコ―

熊に跳ね飛ばされて地下水道へ、足を痛めたようで動けません。
その時シグは魔物の気配を感じた。
気配はだんだん近づいてくる、一体ではないようです。
シグは逃げようとしたが足が痛む。
シグ「これじゃ逃げられないどうしよう。
(>_<;)」
地下水道の角からペンギンに似たモンスターが現れた。
ライヌクスだ!しかも一匹ではない三匹である。
ライヌクスはシグを囲み蹴りはじめた。
シグがボコボコにされている間にライヌクスを追ってきた女戦士が現れました。
女戦士「シグさんじゃないですか、囮になってくれたんですね。
(^ワ^*)」
シグ「違うもん、穴から落ちただけだもん。
(;>□<)」
シグは穴から助けだされました。
ライヌクスは魔物屋に帰されました。
シグは自分の家に戻って休むことにしました。
家に戻るとフィアラが居た。
フィアラ「何があったんですか?
(・・?)」
シグはフィアラに全てを話した。
フィアラ「今日はゆっくり休んでください。
('∀'●)」
シグ「フィアラ…」
シグは何かを思い詰めたようだった。
しばらくしてフィアラは夕飯の買い出しに出かけた。
フィアラが帰ってくるとシグは居なくなっていた。
フィアラ「お兄ちゃん…。
( ̄□ ̄;)!!」
フィアラは劇場に探しに行った。
シグは金羊亭に来ていた。
シグは深いため息をつき、エールを飲みほした。
メリエ「飲み過ぎですよ。
(゜ワ゜;)」
シグ「いいんですよ。
( ̄〜 ̄;)」
シグはかなり酔って出て行った。
メリエ「なんか心配だわ。
(;゜□゜)」

―商店街―

シグは商店街の高い建物に来ていた。
シグは思い詰めたかのように下を覗いている。
シグ「ふぅ。
(;゜3゜)=3」

―証言―

1、
メリエ「さっきまで金羊亭で飲んでいたわよ」
2、
ミリエ「たぶん商店街かな?その辺りを歩いてたよ。
ここ右に曲がったら金羊亭だよね?え?違うの広場なんだね」
3、
ムリエ「シグ?さっき花屋の角を曲がっていったわよ」

4、
マリエ「この建物の上に登って行ったわよ」

―建物の中―

ポチリーナとフィアラはシグの居る建物を登っている。
ポチリーナ「さっきの証言によると、この建物の上に居るでちゅ。
( ̄□ ̄;)!!」
フィアラ「お兄ちゃん!
(;>□<)」
ポチリーナ「急ぐでちゅ。
(>ワ<;)」

(゜ワ゜(゜▽゜;)ダッシュ!!

そんなわけでシグの居る屋上に到着です。
シグは今にも落ちそうに下を覗いています。
フィアラ「お兄ちゃん!何やってるの!
( ̄□ ̄;)!!」
シグ「最凶なんか引いちまうから、何もかもうまく行かなくて…。
(;>□<)」
フィアラ「お兄ちゃんのバカ!そんな事で負けちゃダメだよ!
お兄ちゃん大好きなんだからダメだよ!
(ノд<。)゜」
シグ「フィアラ!
(;>◇<)」
ポチリーナはポケットから一枚のおみくじを出した。
ポチリーナ「本当にシグが引いたおみくじはこれでちゅ。(>□<;)」
シグはポチリーナからおみくじを受け取った。
シグ「どういう事なんだ!
Σ(゜ロ゜;)!!」
ポチリーナ「シグがおみくじを引いた時すり替えちゃったでちゅ。
(゜▽゜;)」
シグ「お前が原因か!
( ̄□ ̄;)!!」
シグはおみくじを開きました。
『大好き』
と書かれていました。
シグ「大好きっておみくじで良い方なのか?
(・・?)」
シグ「あなたの運勢は
『大好き』です。
あなたの後ろから沢山の仲間達が応援しています。
ラッキーカラーは黒
ラッキーアニマルは猫
広場に行くと吉です。
巨大な何かにアタックされそうです。
魔物数匹に囲まれそうです、仲魔に誘うチャンスです。
商店街の高い建物に登ると吉です。
身内から大好きと言われるかも。
予言の書か!
( ̄□ ̄;)!!」


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