【王劇コミック15】
by 降魔師カイト
食堂のシリウス…
ケイは、ふと、食堂の隅っこでうずくまりすすり泣くウエイトレス姿の少女を見つけた
ケイ「あなた、どうしたの?どこか具合でも悪いの?」
少女は泣き腫らした目で上目遣いに見上げる
ケイ「シ…リウス。そ、その格好…」
シリウスにこんな格好させるのは、どうせあの子くらいね…
ケイ「さぁ元気だして。なにがあったの?」
シリウスは、か細い声で呟く。ケイの表情は思わず引きつる
ケイ「…痴漢に…触られた…って…」
長い沈黙
ケイ「…強く、生きるのよ…」
ケイに肩を抱かれ慰められ、シリウスは小さくうなずいた
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