<第4回>

旅先で立ち寄った村で引き受けた怪物退治。作戦(?)を立てたソルレヲンとロリエーンは森へと向かって行きましたが―――

ソル「うわ、でか!?人の顔ほどもあるぞ!?」
ロリ「それに、なんでこんなにたくさん襲ってくるのよ!!」
森に入って程なく大量の大蜘蛛に襲われた二人。実は村に潜伏していた蜘蛛から二人のことは知らされていて、森の怪物は待ち伏せをしていたのです。
ソル「くっ!切りがない!どうしましょう、ロリエーン?」
ロリ「どうもこうも、作戦通りにするだけよ!ソルレヲン、突貫!!」
ソル「らぢゃー!」
ロリエーンの指示にうなずくと、ソルレヲンは一気に強行突破をはかりました。行く手を阻む最小限の相手だけを排除しながら森を駆け抜けていきます。
ソル「抜けたっ!」
なんとか大蜘蛛の包囲を突破したソルレヲン。その視線の先には小屋くらいなら包み込めそうなほどに巨大で、闇を凝縮したような真っ黒の蜘蛛が待ち構えていました。
ソル「やっぱり親玉も蜘蛛か。…ちょっと予想より、何倍も大きいけど」
相手の姿に冷たい汗が滲むのを感じながら、ソルレヲンは剣を構えます。
ソル「さあ、クライマックスといこうか!」


〜続く…?〜


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