「成功ゥー!」
「モットモットー☆」
「焚き付けんなっつぅの」
「おまえ、あいつの事知ってるの?」
「あぁ。前にコノ世界に遊びに来た時ちょいと話した位だけどな」
「にゃまえは?」
「ルシア‥ルフィアだっけか」
「おまえ好みの、丸い感じの奴だにゃ」
「いや悪いが俺は、小さな丸眼鏡が似合う女性‥あの娘の姉ちゃんの方が」
「あほっ★」
「スケベー♪」
赤い服の少女はキャンディをバラ撒きながら、お店の中をふらふらと歩き回り始めました。
「やべ、アイツ何やってんだ」
「炎の魔法じゃ、ないみたいだがな」
お店の隅の席で、お酒を飲んでいたカップルが、立ち上がりました。
「おっかしぃなあぁ‥」
「おいっ!ルフィー、」
「ふれいむぼるとー!」
ばしゃぁぁん!
沢山のキャンディが、カップルの男の人の方にまともに当たって、そのひとは引っ繰り返りました。
「ルフィーアッ!!何なんだよ、その魔法っ!?」
その人と飲んでた女の人が叫びました。
「炎が出ないぃ‥」
ルフィーアは聞かずに、泣きそうな顔をしています。
「チョット、ヤバいかも!?」
エルフの少女も、立ち上がりました。
「モットー!」
「アーマイ甘イ、」
「キャンディミタイナ、アーイヲー♪」
「キャハハハハ☆」
妖精達はキャンディを拾い集めるのに夢中です。
「気合いが、足りないのかなあ‥?」
「コラー!やめてー!」
「ロリエーンさんっ近づいちゃ駄目ですっ!」
あちこちの席の人達が立ち上がりました。
「‥にゃう★」
「やべぇかもな」
MARCY7
MARCY5
後の雛祭りテーブル
ムリエの処へ
メリエの処へ
外に出る