第7話『ウルvs零』
(by カイト)
少女を背負うラン
ラン「王劇にもどるぞ! 嫌な予感がする…」
ニコ「あ、ユノなら何か聞き出せるかもね」
ラン「あぁ、あれもまた人でなかった…天然」
ニコ「魔族ですが、にゃにか?」
ガスッ!(ニコの頭に拳を落とす)
ニコ「…てて。それにしてもケイの帰り遅いなぁ。何かあったんじゃない?」
ラン「あぁ、あれはあれでおっちょこちょい…方向音痴」
王劇に向かうランとニコ
ラン「ニコ、気づいてるな」
ニコ「…二人。うん?三人?」
突如行くてに地割れが広がる
ニコ「あびない」
ラン「くっ、迂回するしかないな。けどその前に…ニコ、守るぞ」
ランとニコは今来た道を戻ることに…そしてつけてきた男女二人に出くわす
ラン「ニコ、油断するなよ」(と言ってるそばから)
ニコ「なんだスラストにスィンじゃない! ケイ姉ちゃん見掛けなかった?」ド-ンッ!(ランはニコを頭上高く蹴り上げる)
ラン「とても道を開けてくれる雰囲気じゃなさそうだな」
出くわした男女はスラストとスィン、つまりウルと零が現場で鉢合わせたのだ
スラ「ちっ、また守るということであれば仕方がない」(バクナグを取り出し間合いを詰める)
が、一筋の剣圧がスラストの足元を切りつける(ブォン!)
スラ「なに!?」
スィ「…」
剣圧を放ったのはウル組の戦士ツルギだった
ツル「この場は俺に任せろ! 少女を早く王劇に」
愛刀の雷光を手にスラストとスィンの前に立つ。
スラストのバグナグ、スィンのタガ-。ウルと零の物攻対決となる。
ラン「スィンの飛び道具に注意しろよ!奴はボウガンも使う」
ニコ「なんでランは素手で戦うか知ってる?…不器用だから(笑」(みしっ! ランはニコを踏みつける)
ツル「……さ、先を急いで下さい」
ランはツルギの抜刀術に信頼をおいていた。
零の者相手に2対1では到底敵うわけがない。
けど殺られることもないと。
ランとニコは王劇へと急ぐのだった。
少女の傷はワイヤーによる切傷。零が動いていたとなると少女を相手したのは間違いなくアルト。
王劇に着くのが先か、アルトに追い付かれるのが先か。
が、ランの悪い予感が当たってしまう。零最強のアルトが現れる。
アル「すまんな。こちらも仕事だ」
ラン「紳士的な振るまいの割には血肉を求める者の匂いがするぜ」
アルトはワイヤーを巧みに使う。ランの戦場の拳との技対決
アル「3分だ…3分で終らす」
そういうと疾風迅雷のごとく攻撃してきた。間一髪これをかわすがアルトの攻撃は非常に素早く凄まじい。
避けるのがやっと、ランは反撃できるのか…
<続く>
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