第26話
(by 降魔師カイト)

魔軍がアジトとする幻想魔宮に、ウルの秘石を輝かせた謎の戦士が扉を突き破って現われる

そこには、魔軍四鬼将のひとり風皇バルバシリアが…
バルバシリア「晩餐の前に無粋な方だ…どなたですか…」

鉤ヅメ槍を携え、巻顎髭を生やした魔物と出くわす。そして天井には無数のミイラコウモリ(バルバシリアの手下)の影が…

謎の戦士「…影の守護者」

戦闘ス-ツに身を包み、仮面で顔を隠す謎の戦士は『影の守護者』を名乗りウルの秘石を見せる。勁烈極まる戦場の拳を放ち、群れるミイラコウモリを薙ぎ倒す影の守護者

バルバシリア「秘石か…。妙な石だ…。私の愛しい炎皇らが壊されたときもそうでした」
バルバシリアは一陣の風を放ち、謎の戦士の仮面を割る
その素顔は王立歌劇団ウル組のラン

地獄の第八階層第五の壕で恐れられた魔軍四鬼将風皇バルバシリアがランの行く手を塞ぐ
バルバシリアはランの剛拳を物ともせず、逆にランの拳を切り裂いていった

ラン「全身、真空に覆われているのか…」
バルバシリア「影の守護者…だって…? ククク、もろいものだな」

ランの構えが秘奥義の構えに変わる
アルトとの戦いでみせた秘石の奥義を放つつもりだ。が、<冷>を放つ瞬間、何者かの手に捕らえられ動きを封じられてしまう。その触手は雷皇スカルミリョ-ネ!触手に流れる電流がランの身体能力を狂わす

ラン「…厄介なのが…もう一匹」
スカルミリョーネ「捕獲完了」

スカルミリョーネは電圧を上げた
ラン「あ゛ぁぁぁぁぁ」
魔宮にランの悲鳴がこだまする…

<続く>

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