マーシャ「マーシャも本格的に魔法覚えたいにゅう!」

ミーミャ「ん-、誰か詳しい人に聞くのが一番いいにゃ♪ ガンダウルフさんとか…は忙しいにゃね…」

ラン「あっ、サーナちゃんが昔魔法をサーナダームの長老から教わってたって言ってたわよ」

ミ「じゃあ早速行くにゃ♪ ランも来るのにゃ♪」

ラ「いえ…この前サーナダームの大群を連れて来られて以来トラウマになって…今回は遠慮するわ(汗)」

マ「残念にゅう。…あっサーナ、丁度良いところに! あのね…マーシャも魔法覚えたいにゅう!」

サ「いいにゅるよ-☆じゃあ簡単なのからいくにゅるね。…と、その前にやっぱり魔法は唱える対象がいた方がやりやすいにゅるよ。…シグに魔法の受け役を頼んで来るにゅるね!」

-数分後-
シグ「本当に大丈夫なんだろうな!?」

サ「大丈夫にゅるよ、一番弱-い呪文にゅるから。でも一応、この『反魔法盾』を持つといいにゅるよ」

シ「ああ、なら承知したよ。な-に、盾なんかも無くても大丈夫だって!」

-さらに数分後-
サ「準備OKにゅる-♪ 今からサーナが魔法使うから、よ-く見てるんにゅるよ-」

マ&ミ&シ「は-い♪」

サ「最初はこうやって魔法陣を書いてからの方が集中できるにゅるよ…」

シ(へぇ…サ-ナって、集中すると眼の色が濃くなるのか…)

サ「…で、詠唱中はこう構えるんですにゅる…」

シ(やっぱり天使だけあって気高く麗しいな…)

サ「…で、相手めがけて一気に魔力を解き放つのにゅる。『ギガマイトっ!!』」

>>…どか-ん!<<

通りがかりのポチリーナ「キャ-ッ! シグさんが大変なことになってるでちゅ! ニコ、回復!!」

通りがかりのニコ「はいでしゅ!」

マ「…サ-ナぁ、初歩の呪文教えてって言ってるのになんであんなの唱えるにゅう…?」

サ「えっ? サーナが習った中ではあれが一番簡単で、威力も低い安全な呪文にゅるよ」

一同(呆然……)

因みにこの後、ニコの素早いヒーリングと、持ち前のしぶとさのお陰でシグは事なきを得たそうな。めでたしめでたし…にゅる。

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