風邪パニック2
by降魔師キノコマン
―お見舞い・アリル編―
ガイが帰り、しばらくしてアリルがリンゴを持ってシグの家にお見舞いにやって来た。
アリル「シグさん、元気ですか?元気じゃないですよね、風邪だもんね。」
シグ「アリル、お見舞いに来てくれたんか、悪いな気使わせちまって。」
アリル「風邪だもん、気にしなくていいよ(*゜_^*)、商店街でリンゴ買ってきたの剥いてあげるね。」
アリルはリンゴを回しながら皮が切れないように器用に剥きはじめた。
シグ「さっきなガイがお見舞いに来てくれたんだよ、それで古くから東の大陸に伝わる、玉子おやじって言うものを作ってくれたんだけど、けっこう美味しいんだよこれ。」
アリル「玉子おやじですか?面白い食物ですね。」
シグ「まさに東の大陸ファンタジ-だろ、東の大陸に行ったら玉子おやじ注文できるかな(*゜▽゜)、本場の玉子おやじも食べてみたいよ(゜▽゜*)ドキドキ。」
アリル「私も、一緒に行きたいな東の大陸に。」
シグ「旅費はおごらんぞ(*゜3゜)貧乏だから。」
アリル「(*`_´*)ケチ!」
アリル「リンゴの皮、剥けましたよ!食べさせてあげるね(*^_゜*)。」
そんなこんなで2時間くらいお見舞いしてアリルは帰っていった。
―お見舞い・ポチリーナ、サーナ編―
アリルが帰って、ドアに鍵をして布団に戻るシグ。シグ「明日は、劇団に出れるように寝るかな。」玄関のドアの前に立つ二人組の影が。
サーナ「ドアが閉まってるにゅる、シグ寝てるみたいにゅる、リナたん開けるにゅる。」
ポチリーナ「開けるでちゅ!」
いつの間にか合鍵を作っている二人、《ガチャ》ポチリーナ「静かに行くでちゅよ。」
サーナは、治癒のハリセンを手に気付かれぬよう、静かに潜入した。
サーナ「解っているにゅるね、私たちの今回の任務はシグに気付かれないように近づいて治癒のハリセンで叩くことにゅる。」
ポチリーナ「解っているでちゅ!まさに命懸けの潜入でちゅ!」
シグが寝ている枕元に到着する二人、シグはよく眠っているようだ。
サーナ「それじゃあいくにゅるよ!」
ポチリーナ((゜▽゜*)ドキドキするでちゅ!)
サーナは眠っているシグの顔面を思いっきり治癒のハリセンで叩いた《バシッ!!!!》一瞬、シグは飛び起きたがまた眠ってしまった。
サーナ「今回の任務は成功にゅる。」
二人は誇らしげに帰っていった。
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