風邪パニック3
by降魔師キノコマン
―次の日の劇団―
次の日、すっかり元気になったシグが出勤してきた。
舞「シグさん、すっかり元気になったみたいですね、良かったです。」
シグ「ガイさん、居るかな?」
剣「ガイは、ちょっと出掛けてくるって商店街の盆栽の見本市を見に行ってくるそうだよ。」
シグ「ガイさんに、玉子おやじ美味しかったよって言っといてよ。」
そう言うとシグは、稽古場のほうに行ってしまった。
舞「“玉子おやじ"って何でしょうか?」
剣「何かの暗号じゃないのか?」
―稽古場―
稽古場でレオタ-ド姿でレッスンしているアリルの姿があった。
シグも稽古をしようと自分の台本に目を通していた。
アリル「シグさん、元気になって良かったですね、(*^_^*)玉子おやじが効いたのかな。」
シグ「ん?アリルもガイさんの玉子おやじ食べたんだ、美味しかったよな。」
アリル「昨日、お見舞いに行った時、話してくれたじゃないですか(゜-゜*;)」
シグ「お見舞い?アリルお見舞い来たっけ?ガイさんが来たとこまでは覚えてんだけどな。」
アリル「リンゴ持ってお見舞いに行ったじゃないですか、2時間くらいお話しましたよね。
(゜@゜*;)≡(;*゜@゜)オロオロ」シグ「すまん、まったく記憶に無い。」
アリル「エ-!(゜□゜*;)!!!!!!」
アリル「シグさんの馬鹿!!!」
アリルは稽古場を走って出て行ってしまった。
シグ「だって、記憶に無いんだもん。」
―台所―
台所でパンを食べながらポチリーナとサーナが話をしている。苺ジャムとマ-ガリンが置いてある。
ポチリーナ「シグ、元気になって良かったでちゅ!」
サーナ「治癒のハリセンが効いたみたいにゅる。苺ジャムが美味しいにゅる。」
ポチリーナ「治癒のハリセンの注意って何だったんでちゅか?」
ポチリーナはパンにマ-ガリンを付けてパクリ。
サーナ「叩かれると、眠くなるのと2時間くらい記憶が無くなるにゅる。」
完
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