『ビラを配ろう』

byキノコマン

―商店街―

ウルの街は、明るく活気に満ちている。
商店街の一角に、運び込まれる大量の荷物。
新作イベント用のポスタ-『街へ行くよ』が近々公開されるのだ。
舞「新作イベント用の仮設店舗はこの辺で良いのかな?(・・?)」
剣「う-ん( ̄ー ̄;)重いな何入ってんだ?(゜□゜;)」
舞「新作イベント用のパンフレットやカタナソ-ドなんかの武器に付ける携帯ストラップ、その他色々ですよ。('∀'●)」
歌劇団特製『生きて帰る祈願の御守り』なんかも入ってますよ。」
剣「ビラ配りは、新人にまかせちゃって良かったのかな?(・・?)」

―ビラ配り―

商店街に向かう人たちに向かいビラを配る団員達
レミル「宣伝、広告、CMだ!!('∀'●)」
リ-ン「レミルさん、何はしゃいでるんですか!こっちが何か恥ずかしいですよ。(*T▽T)」
レミル「ビラ配りは正義のためなのだ、私の正義がビラを配れと言っているのだ。(^ワ^*)」
リ-ン「意味が全然わかんないよ。(〇>_<)」
レミル「いいから配るのだ、と思ったら何か火事みたいなのだ。Σ( ̄□ ̄;)」
何やら火事が起きているようです。
リ-ン「野次馬しにいくのビラ配ろうよ。(゜□゜;)」
レミル「野次馬?正義のために行くのだ、ビラ配り何かしている場合じゃないのだ。(*`□´)
誰か取り残されてたらどうするのだ!」
レミルは火事の方に行ってしまった。
テッテケテε=┏( ・ワ・)┛
リ-ン「野次馬しか出来ないのに行っちゃった、このビラどうするのよ。(__;)」
そこにサ-ナがやってきました。
サ-ナ「ビラ配れたにゅるか?('∀'●)」
リ-ン「サ-ナちゃん、レミルが火事見に行っちゃったんです。(〇>_<)」
サ-ナ「火事?何処にゅる。(^∀^o)ワクワク」
リ-ン「サ-ナちゃんまで、手伝ってくださいよ。」
サ-ナ「ビラ配りは新人の仕事にゅる、手伝ってやらないこともないにゅる。
(^▽^*)」
サ-ナは、そう言うとビラを壁の方に置いた、そして何やら書き始めた。
サ-ナ「ばっちりにゅる。
('∀'●)」
リ-ン「?(・・?)『ご自由にお取りください。』」
サ-ナ「後は無くなるまで本でも読んで待てばいいにゅる。(o^∀^o)」
リ-ン「ビラ配りは、見てほしいという心がこもってないとダメですよ。(〇>_<)」
サ-ナ「めんどくさいにゅる。(__;)」
そこに、ポチリ-ナが来ました。
ポチリ-ナ「ビラ配りでちゅか?」
サ-ナ「リ-ンがうるさいにゅる。(〇>_<)」
ポチリ-ナ「ビラ配りなんて簡単でちゅ。('∀'●)」
ポチリ-ナは、店の屋上に登りました。
リ-ン「それでどうするんですか?」
ポチリ-ナは、ビラを勢い良く投げ捨てました。
ポチリ-ナ「えいっ!(^ワ゜*)」
リ-ン「Σ( ̄□ ̄;)えっ!」ビラは商店街中に飛んでいきました。
ポチリ-ナ「完了でちゅ。
(●^ワ^●)」
リ-ン「完了じゃないでしょ。(^□^;)」
ポチリ-ナ「私の思いみんなに届けでちゅよ。(;‘∀‘)」
サ-ナ「だったら、天界から落とせばウルフレンド大陸中に届くにゅる。('∀'●)」
ポチリ-ナ「いいアイデアでちゅ。(o^∀^o)」
リ-ン「人の話を聞いて。
(__;)と言っても無駄ですね。」
その後、サ-ナにより天界からばらまかれるビラ、大陸中に飛んでいくのでした。

―その後―

新作『街へ行くよ』の公演にオ-クやゴブリンもビラを片手に集まって来たのは言うまでもない。
剣「あの新人達、何処までビラ配りに行ってきたんだ。ヽ(`Д´)ノ」




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