舞台の合間に
byキノコマン

―何走ってるの?―

劇場内をポチリーナが走っています、なんか忙しそうです。
今は、別の講演会の人達が舞台を使っています、舞台裏の大道具室では何組かの劇団
が持ち込んだ衣裳などでごった返しています。
ポチリーナ「ウル児童劇団ヒマワリの会の人達はまだでちゅか?Σ( ̄□ ̄;)」
悪美「まだ来ませんか?あと10分ほどで講演終わりますけど。(;゜▽゜)ノ」
そこにニコがテレポートして来る。
ニコ「馬車が渋滞に巻き込まれてて遅れてましゅ、到着まで繋いでくださいだそうで
しゅ。('∀'●)」
ポチリーナ「どうするでちゅ?いつもの事でちゅけど。
(*^ワ^)」
何時の間にやら背後にターマラが居る。
ターマラ「私が何かやりましょうか?(^▽^*)」
悪美「あっ、何時の間に居たのですか!?
Σ( ̄□ ̄;)」
ターマラ「人をなんだと思っているの。(;゜▽゜)」
ニコ「何やるでしゅか?
('∀'●)」
ターマラ「スケルトンや魔界のモンスター召喚や魔王を呼び出したり、呪いでシグを
カエルに変えるショーなんかですよ。d(*^∇゜)/クスクス。」
一同呆然。Σ( ̄□ ̄;)
悪美「観客を危険にさらすショーはダメです。
ヽ(`Д´)ノ」
ポチリーナ「最新着ぐるみパジャマ発表会なんてどうでちゅか?(^ワ^*)」
ニコ「ティアさん達何処に行ったんでしゅかね?
(*゜ー゜)」
ポチリーナ「ティアなら、フィアラやアミアン達と商店街の舞台で『商店街グルメ紀
行』でちゅ。
商店街の名物料理が運ばれてきてコメントするでちゅ。゜+。(*′∇`)。+゜」
悪美「想像しちゃいますね。゜+。(*′ワ`)。+゜」
シグが走ってくる。
シグ「もう講演会が終わるぞ、児童劇団のセット準備していいか?Σ( ̄□ ̄;)」
まだ到着してないことをシグに告げる。
シグ「やばいぞ、もうすぐ終わっちまう繋げないとな。Σ( ̄□ ̄;)」
ターマラ「だから、私が魔王を召喚したりシグさんをカエルに変えるショーをやりま
しょう!d(*^∇゜)/」
シグ「なんで俺がカエルにならなきゃいけないんだ!ヽ(`Д´)ノ」
ターマラ「変身マニアじゃないの?Σ( ̄□ ̄;)」
シグ「だれが、変身マニアだ!ヽ(`Д´)ノ」
ターマラ「ガーン( ̄□ ̄;)!!」
シグ「何故驚く。
Σ( ̄□ ̄;)」
悪美「だから危険なショーはダメですよ。ヽ(`Д´)ノ」
時間もないので緊急着ぐるみパジャマ発表会をやることに決った。
ポチリーナ「悪美ちゃんはウサギパジャマね、シグはネコパジャマでターマラさんは
タコパジャマね、ニコさんはヒヨコパジャマね、リナはペンギンパジャマね。
('∀'●)」
ターマラ「なぜ、私がタコなの。ヽ(;・◎・)ノ」

―舞台上―

講演会は終わって、案の定児童劇団は遅刻の様子、来るまで着ぐるみパジャマ発表会
です。
いつ来るともわからない児童劇団の繋ぎのためのミニ発表会は始まりました。悪美
ちゃんのウサギパジャマ、会場は盛り上がっております。
シグはネコパジャマです、会場はどよめいております。
ターマラ2さんは、タコパジャマです、会場は喜んでおります。
ニコさんは、ヒヨコパジャマです、会場はほほえんでおります。
最後はポチリーナのペンギンパジャマです、会場は盛り上がっております。
無事終了しました、わずか15分程度の時間でしたが児童劇団が到着するのに十分の時
間でした、幕は降り巨大な舞台セットが姿を現しました、芝居が始まった会場の舞台
裏ではポチリーナ達が集まっている。
ポチリーナ「ターマラさん何時の間にターマラ2と入れ替わったんですか?
Σ( ̄□ ̄;)」
ターマラ「私がタコパジャマなんて着れるわけ無いでしょ!ヽ(*`Д´)ノ」
ポチリーナ「おしいな。
('∀'●)」
ターマラ2「ひどいですよ!ターマラ様タコパジャマ着せるなんて。(≧▼≦)」
ターマラ「本当は、まんざらでもないんでしょ。('∀'●)」
ターマラ2「そうなんですよ不思議ですよね、なんかタコパジャマで舞台に出るのも悪くないかななんて。
゜+。(*′∇`)。+゜」
それからさらに2時間が過ぎた、児童劇団が予定より速く終わってしまったようだ、
しかし次のコンサートの歌手が遅れていてまだこない様子です、繋がなければ。
ポチリーナ「今度は何をする?(^ワ゜*)ノ」

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