【シャウラ改造計画】
by 女騎士グレイス
ーシャウラ改造計画三日目の巻ー
二日目の話し合いで、女の身だしなみが完璧に駄目という認識をもたれたシャウラ。本人は気にしてない振りをしているが実は気にしていた。
三日目は自由行動だった。
彼女は子供達が遠いところに行かないように見張りを頼まれていた。
ポチリーナ「あれ?」
シャウラ「どうした? 私が此処にいるのが不思議か?」
それもそのはず、普段から独りで歌劇団内をぶらついているシャウラがなぜか今日に限って子供達の傍にいるのだ。
シャウラ「何を見ている? 遊ばないのか?」
彼女は何か言いたそうにしちょっとモジモジしている。
サーナ「あっ…あのー。一緒に遊ぶにゅるか?」
シャウラ「あぁ? 遊ぶ? …(まあ良いかもしれない。近くに居たほうが。しかしなぁ…)」
村人を避けるようにして生きてきたシャウラは、子供の頃外で友人と遊んだということが無かったのだ。
シャウラ「まあ付き合ってやってもいいがー私は遊び方を知らない」
ポチリーナ「そんなの教えてあげる!」
それから陽が沈むまで、皆夢中になって遊びまくった。
―その顔には微かだが笑顔がこぼれてたことは本人は気がついていなかった……
シャウラ「ちょっと待て、何処の回想アニメだ?」
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