モンスター相談所
byキノコマン
王劇に仲間モンスターを連れてやってくる冒険者が最近増えたという。
ユノがモンスター相談をしているのです。
知的モンスターならお互い話し合えば通じるものなのですがペット系モンスターの行動はよくわかりません。
女戦士が尋ねてきました、その横には盗賊ペンギンです。
女戦士「あの〜、ユノさん居ますか?(*^ワ^)ノ」
中から神無さんが出てきました。
神無「今、ステージに立ってるとこなのでお待ちいただいてもよろしいですか。d(*^∇゜)/」
女戦士「勿論です。
(^ー^*)」
ステージでは、ユノが猛獣ショーをやっている。
ステージの黒豹は観客に襲い掛かる気配はない、楽しんで舞台をこなしているのだ、観客も楽しんでいる。
ステージは歓声とともにショーは終わった。
舞台が終わり控え室に向うユノと黒豹は何か会話を交わす。
まるで反省会でもしているようである、いやしているのだ。
あっ!黒豹の腕がユノの胸に!襲われているのか?
いや、ユノのボケにツッコミを入れているのだ。
フィアラ「ユノさん、お客さんですよ!(^▽^*)」
黒豹はユノに一礼をして中庭の方に出て行った。
どうやらゆっくり休むようである。
ユノ「わかりました、すぐ行きますね。d(*^∇゜)/」
ユノはすぐ行きました。
待ち会い室で待つ女戦士の横でうなだれている盗賊ペンギン。
ユノ「どうしました?
(・・?)」
女戦士は困り果てた表情で話す。
女戦士「盗賊ペンギンのリポンは私と一緒に冒険する冒険仲間なんですが、最近なんか元気が無いんです。
(;゜□゜)ノ」
ユノはリポンを見つめ交信を開始しました。
ユノ「原因がわかりましたよ、その服装が気に入らないそうです。(゜ワ゜*)」
女戦士「何処がいけないんですか? 私はリポンの事を思って着せたのになぜ?
(;>□<)ノ」
ユノ「リポンは盗賊です、スピードが命なのです。
しかし見てください、この重装備を。これでは動けません。
リポンも動きにくいと言ってますよ。d(*^∇゜)/」」
女戦士「私は、リポンともっと危険な旅でもそばに居てくれれば良いなと思って鎧も鍛冶屋さんに頼んで特注で作ってもらったんです。
でもその鎧がリポンを苦しめていたなんて…これからはもっと軽い装備をさせてやりたいと思います、ありがとうございました。
(T□T;)」
そう言うと女戦士はリポンを抱き上げて抱きしめました。
女戦士はリポンを連れて帰っていきました。
ユノは、女戦士を見送ると自分の部屋に戻っていきました。
ユノはこんな相談は日常茶飯事です、次はどんなモンスターの心の声を聞くのでしょうか?街には悩みを抱えた仲間モンスターが沢山居ます、一つでも多くの悩みが解決すると良いですね。
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