―シャウラ(&シャイア)繋ぎにパロディー歌ってやるの巻―

by 女騎士グレイス

ある一室…

シャイア「何か慌ただしいものを感じますね」
シャウラ「ああ…」
二人だけで午後のお茶そんな所に突然
シグ「うぉぉっ!そんな所にいたか」
シャイア&シャウラ「「何か」だ」
ザウエル「ああ。例の劇が予定よりかなり早く終わるから…」
シャイア「繋ぎに何かという訳ですね」
シャウラ「…………考えた」
神無「…え?」
シャウラ「もじり…パロディーを演ずればいいだろ?シナリオは考えた…勧誘されなければ路地裏でやっていたものを」
暫らく過ぎ…

シャウラの考えたシナリオに思わず吹き出す面々…
シグ「おい!!"偲虞山(シグヤマ)じぐ郎"って何だよ!!」
ザウエル「お前の方がましだ!俺なんか"絵留田(エルタ)ざう乃助"だなんて…」
神無「私は主役の隣の家に住む女亭主"神無"役ですね」
フィアラ「私はしぐ郎の妹"藍(アイ)"になるんだ」
ルセル「それで私は有名な僧侶"琉瀬川(ルセカワ)瑠璃"役で行なわれるのですね」
シャイア「はいっ!それでは衣裳着て…変な名前ばかりですがもじりはある意味そこがミソと言ってますんで」
そして…

劇がかなり早く終わり
スラスト「有難うございます…それではおまけとしてパロディーをお楽しみ下さい」
シャウラ「昔昔、そんな遠くない昔、ひんがしの果てのあるところに偲虞山しぐ郎と絵留田ざう乃助がいましたと」
フィアラ「しぐ郎兄さん駄目でしょ!ざう乃助さんもちゃんと厄払いの札張らないと」
シグ「藍。そんなんために金使う?やめちくれよーー!!」
ザウエル「全くだべな(何でこんな語尾だよ)!」
シャウラ「しぐ郎、ざう乃助はどけち。そんなところに…」
神無「有難うございます琉瀬川様」

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