花火大会の夜 後篇
byキノコマン―ステージ―
ステージにはルリが花火大会の司会をつとめている。もちろんゲストはフィアラである。
ルリ「今、どうやら花火大会の開始を告げる花火が上がったようですね、ではこちらの花火大会会場もスタートしたいと思います、では始めにゲストの紹介です。
ゲストはフィアラさんです、拍手!パチパチパチ。
d(*^∇゜)/」
ステージ裏からフィアラが入ってくる。
ルリ「ハイ、私と同じ王劇歌劇団のフィアラさんです。
私は、よく知ってるんですけどね、フィアラさんは花火はどうですか?('∀'●)」
フィアラ「花火ですか?私は綺麗で素敵だと思うな、でも花火ってすぐに消えてしまって無くなってしまうでしょ、みなさん空に輝く花火は一瞬で消えてしまうでしょ、でもあなたの心には何時までも消えない思い出が残るでしょ、素敵ですよね。(^ワ^*)」
ルリ「それでは本格的に花火大会が始まります、皆さん最後まで楽しんでいってくださいね。d(*^∇゜)/」
―花火大会の各地―
花火大会の夜、祭りの会場には休みの団員が歩き回っている、その一部を紹介しよう。
今日は王劇歌劇場は休みです、もし公演を楽しみにしていたら御免なさい。
団員もそれぞれ散って楽しんでいるのです。
ガイデルとミーミャ、マーシャも楽しみに花火大会の会場に向かったのです。
そこで事件は起きました。会場に三人が入ってすぐの事でした、会場中に鳴り響くアナウンスの声。
アナウンス「花火大会大会本部にミーミャさんとマーシャさんが来ています、保護者のガイデルは駆け足で来て下さいとミーミャさんが言ってます。(*^ワ^)ノ」
ミーミャが魔法のマイクを奪い取り話しだす。
ミーミャ「迷子のガイデルー!速く速く来るにゃ!来てくれないとミーミャ泣いちゃうにゃ。('∀'●)」
マーシャ「マーシャも泣いちゃうにゅ。(*^▽^)」
アナウンス「とにかく、迷子のガイデルさん急いでください。(__;)こちらは大変です」
―とある屋台―
野菜炒めの屋台の前に、シャウラが居る、あまり食べる客は少ないが、歌を聞きたいと言うお客で賑わっている。
シャウラは椅子に座りながら歌を歌いだす。
花火を見ながら、その歌は聞いた者が語り継ぎそうな歌声だった。
歌っている最中喋るものは誰も居ないと、人々は聞き惚れそして時間は流れていく、流れていく。
―正義とは―
正義とはなんでしょう?広場で酔っ払いで盗賊怪しい連中に絡まれているおばさんが居る。
その現場を警備している二人が居る。
レミル「私の正義がおばさんを助けろと呼んでいる。
(`ワ´*)」
盗賊「なんだお前は!!
(-"-)」
リーン「えーと、何だと言われると困るんですけど。
えーと、お…王劇戦隊バトルホワイト!(゜□゜*)」
レミル「王劇戦隊バトルグリーン!(*゜□゜)」
盗賊「お前達、頭は大丈夫か?(・・?)」
レミル、リーン「花火大会の平和は、私達が守る!」
盗賊「何だかわからねえがやっちまえ!o(>_<)o」
盗賊の子分達とレミル達が激しい戦いを繰り広げる。
盗賊「くそ!覚えていろ!(ノд<。)゜」
盗賊たちは去っていった、周りからは拍手の嵐だ。
おばさんは礼を言って帰っていった。
レミル「どうだリーン!正義の後は気持ち良いのだ。
d(*^∇゜)/」
リーン「なんか毒されてるな私…。(__;)」
―花火大会も終わり―
さてそろそろ花火大会も終わりに近づいてきました。
空はそれまでの花火の煙で曇っていましたが、少しの間を開け煙も晴れました。花火が止んだことに街の中の人々もそのことに気付き空を見上げます。
何故なら数日前からウルの街中に花火大会のポスターがポチリーナのハイスピードポスター貼りにより、街中に貼られたのだ。
『花火大会の最後に時間を少し置いて特大の花火をお送りします。d(*^∇゜)/』
静かになり、街の中では雑談をする声もあまり聞こえません。
ズドーンと言う音とともに光の玉が天空高く上がりました。
―天界―
天界では、遠くから花火大会を見つめています。
サーナ達はお菓子を食べています。
サーナ「ねえ、言ったでしょ花火大会特等席にゅる。
☆ヽ(▽⌒*)」
ニコ「天界からの花火も良いでしゅね。(*^□^)」
悪美「あっ、最後の大きな花火が上がりました、サーナ先輩。d(*^∇゜)/」
天界でもウルでも見ています。
花火は空一面を覆うほど大きく開きました。
全員「でかすぎないか?!(;^□^)」
完
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