森の歌劇団4

byキノコマン

 
―村の人たち―
 
芝居の練習中、村の人達について話題が上りました。
村って何処の村なんでしょう?(・・?)
男の子「スフォック村って言うの森の中の小さな村だけど良い村だよ。
(*^_^*)」
ティアリース「スフォック村?森ならポチリーナちゃんが詳しいけど知ってる?
(・・?)」
ポチリーナ「スフォック村は、小さな村でちゅ。
森の奥にひっそりとあるでちゅよ。(´∀`)」
男の子「村の人達に僕らの演技を見てもらうんだ!
喜んでくれたら良いな。
(^ワ^*)」
ティアリース「だったら練習あるのみね。d(*^∇゜)/」
 
―当日―
 
さて公演当日の日を迎えました。
空はよく晴れ洗濯日和です、スフォック村から沢山の村人達が子供達の公演を楽しみに集まってきます。
突然、空は雲一つ無いような青空なのに雨が降ってきました。
庭で洗濯物を干していた剣と舞は急いで洗濯物を取り込みます。
剣「洗濯物を取り込まねぇとまた洗わなくちゃならなくなっちまうよ。
( ̄〜 ̄;)」
舞「こういうのを『ウサギの爪切り』って言うのよ。
(´∀`)」
剣「それを言うなら『ウナギの嫁入り』だろ!
Σ( ̄□ ̄;)」
そこにガイデルが通りかかった。
ガイデル「雨、降ってきたでござるな。(*゜ワ゜)」
剣「お、ガイデル良い所に来た『ウナギの嫁入り』だよな。( ̄〜 ̄;)」
ガイデル「こう言う日のことを『ネズミの押し売り』と言うでござるよ。
(´∀`)」
剣「そうだったかも知れないな、ガイデル頭良いな。
(^▽^*)」
そこに憐が通りかかった。
憐「それは『狐の嫁入り』と言うのじゃよ。
(゜□゜*)」
剣「そっ、そうとも言ったような気がするな。
( ̄□ ̄;)」
舞「なんか止んだみたいですよ。( ̄〜 ̄;)」
雨は止んだみたいです。
スフォック村の村人は会場に集まったようです。
さて会場内には沢山の村人、子供達も頑張っているようです。
ティア達も台本づくりに関わったとあって歌劇団の数人のメンバーも見に来ています。
もともとこの時間は歌劇団のリハーサル用として裂かれていた時間です。
他の劇団の演技を見ることも演劇にとっては良いことでしょう。
幕の裏では着々と最初のシーンの立ち位置の確認や小道具の配置などが続きます。
ティア達は慣れているから何とも無いのでしょうが、演劇初挑戦の子供達はガチガチです。
ティアリース「緊張がなくなる魔法を掛けてあげるわ。
(´∀`)」
子供達はティアリースのもとに駆け寄ってきます。
どんな魔法なのでしょうか?

-続く-

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