雪だるまパニック2

     by キノコマン

 
 
―行進―
 
さて、ポチリーナと出ていったサーナは何処に行ったのでしょう?
サーナは大きな雪玉を作っています。
ポチリーナはサーナよりやや小さめの雪玉を作っています。
二つの雪玉を合体5mの巨大な雪だるまが出来ました。
お札を入れると雪だるまは動きだしました、その後ろから小さな雪だるまが歩いてきます。
サーナとポチリーナは巨大な雪だるまの肩に乗って何処かに向かいます。
サーナ「ウルの街一周にゅる、突撃にゅる。(*^□^)」
雪だるまには首から下げる巨大看板が着いています。
小さな雪だるまはラッパを吹いて小太鼓を叩き行進します。
ポチリーナ「金羊亭に向かうでちゅ!金羊亭の前で宣伝でちゅ。(^皿^*)」
 
―金羊亭―
 
金羊亭では今日もにぎにぎわいわいです。
金羊亭は冒険者でごった返している、よく食べて旅の交流をし、イベントの噂とお酒と女の話、盗賊情報やバイト情報なかなか便利です。
メリエ「プリンスライミーのプリンでーす。(*^ワ^)」
遠くの方から軽快な音楽が聞こえてくる。
マスター「うーん、何だーね?(・・?)」
メリエ「外の方から聞こえてきますね。(゜▽ ゜*)」
金羊亭の冒険者達も窓の方に集まってきます。
冒険者「なんだこりゃ?雪だるまの行進だ!
Σ( ̄□ ̄;)」
ポチリーナ「歌劇場で
『炎のジョリーナ―進撃の章』
をお送りしまちゅ。
(^ワ^*)」
サーナ「見に来てほしいにゅる。(´∀`)」
ポチリーナは雪だるまの上からビラを撒く、下を歩く人々は雪だるまを見上げる。
冒険者「これはまた派手な宣伝だな。( ̄〜 ̄;)」
その中にフードを身につけた顔が白くお腹が出ている男がいる。
フードの男「こいつは大きな雪だるまだ。(*゜ワ゜)」
冒険者「………。
( ̄〜 ̄;)」
ポチリーナ「次は商店街前、商店街前でございまちゅ。
(´∀`)」
サーナ「突撃にゅる。
(*^皿^)」
そんなサーナ達が街中を回って居る間、その間も雪ちゃんは働いています。
頑張っています皿洗いとかちょっと溶けたり、雪を付けて再生したり。
そのころヴィシュナスの水晶球が怪しい影を捕らえました。
ヴィシュナス「巨大な影、3体の鬼、巨大なオーガがウルに近づいてます。
Σ( ̄□ ̄;)」
どうしましょう、外から軽快な音楽が聞こえてくる。
雪だるま宣伝隊がやってきたのです、ポチリーナは宣伝しながら進みます。
ヴィシュナス「ポチリーナちゃん、大変なのお城に早く知らせて!(>_<;)」
ポチリーナ「お城前、お城前に向かいまちゅ。(´∀`)」
サーナ「出発進行にゅる!
ε=(*゜ワ゜)」



−続く−

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