長編コント「王劇殺人事件」 第二話:落胆
〈前回のあらすじ〉
シグ、死体で発見される。
ラン「うそ…、何で…」
ツルギ「どうした、何があった!」
先のティアの悲鳴を聞き付け、団員が続々集まって来る。
ラ「あ、あれ…」
ランが倒れたシグを指差す。
アルト「なっ…、何だ、これは…」
クラルフ「おお神よ、この者に最期の祝福を…」
スィン「どうして、こんな事に…」
スラスト「と、とにかくガードに連絡!」
謎の声「取り乱すな!」 女子更衣室入口辺りから、謎の声がする。姿は見えない。
謎の声「ガードに連絡するのは、色んな意味でまずい…。この場は、私に任せ賜え!」
マントを翻しつつ、颯爽と入口前に踊り出る謎の人物は…!
ザ「この名探偵、ザウエル団長に!」
スラ「じゃ、ちょっと宮殿行って、ガード呼んで来るわね」
ザウエルの横を素通りしながらスラストが言う。
一同「行ってらっしゃ---い」ザ「皆して無視するなよ…」
せっかくカッコよく(?)登場したのに無視されて、その場に崩れ落ちるザウエル。
〈次回に続く〉
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