桜前進異常なし
by キノコマン
―春―
春になり広場では桜の木とお酒を楽しんでます。
桜祭りです、桜も酒飲む桜祭りです!
とある昼下がりの金羊亭、冒険者達が桜について話しています。
異世界からやってきた冒険者が自慢している。
戦士「僕が居た世界では桜って言うピンクの花が咲くんだよ。(´∀`)」
シャーズ「桜ならありますにゃ。(^ワ^*)」
戦士「僕が居た世界では桜祭りで夜は桜見をするんだよ。(´∀`)」
シャーズ「広場で桜祭りもしますにゃ。(*^▽^)」
戦士「でも広場に桜がないじゃないか。( ̄〜 ̄;)」
シャーズ「桜が来るにゃ。
(*^-^*)」
戦士「桜が来る?
(・・?)」
シャーズ「歩いて来るにゃ。
(´∀`)」
戦士「…。Σ( ̄□ ̄;)」
異世界から来た、戦士は聞かなかったことにしようと思った。
それから数日後の事である。
南の方から桜の木が歩いて来るのが確認された。
兵士「桜前進異常なし!
(*^□^)」
広場では桜を迎え入れる準備をはじめた。
数体の大きな桜の木がウルに入ってくる頭には綺麗な桜が咲いている。
子供たちが近づいてくる。桜の木は枝で優しく子供達の頭を撫でてあげた。
桜の木は広場に集まり腰を下ろした。
ディーン「これはこれは、よく来てくださいました。
『桜の木のエント族』
の皆さん。(^ワ^*)」
桜の木「また今年も寄らせてもらいますよ。(*^-^*)」
長老「今年は滞在期間一週間と言ったところじゃな、他にも行かなくてはいけない所がありますからの。
(*゜▽゜)」
広場にはすでに屋台や舞台などが運ばれていた。
舞台では舞が桜の舞を舞っている。
桜祭りが始まったのだ、夜になれば明かりも灯りとても綺麗です。
そんな桜祭りもあっと言う間に一週間が経ち舞台ではサーナが『魔法天使サーナ、恐怖モモンガ娘』が演じられている。
ムリエ「みんなー!魔法天使サーナ始まるよ!
(*^ワ^)」
舞台の前から煙が上がる。
シグ「ハーハハ!!俺はウルを征服に来たドワルダー将軍だ!今回はモモンガ娘を連れてきた!今回でサーナも終わりだな。
(^□^*)」
ポチリーナは、モモンガのキグルミを来ている。
ポチリーナ「モンガ!モンガ!モモンガ!!
ヽ(`○´)/」
ムリエ「きゃーっ!モモンガ娘に襲われちゃう!
Σ( ̄□ ̄;)」
ポチリーナ「モンガモンガ!モモンガ!!
ヽ(`○´)/」
ムリエ「誰か、誰か助けてー!(;>□<)」
その時、魔法天使サーナのテーマソングとともに魔法天使がウルに舞い降りるのだった。
サーナ「ウルの平和は私が守る!魔法天使サーナにゅる。(^ワ゜*)」
−続く−
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