最凶の男
by キノコマン
―おみくじ―
商店街に特別神社が期間限定で設置された。
赤い鳥居が何ともミスマッチである。
やはり神社といえばおみくじである、冒険者達も引きにやってくる。
当然、凶から大吉まであります。
舞「おみくじ引いていきませんか?
(*^ワ^)」
女シャーズはおみくじの入った箱に手を入れた。
少し掻き混ぜて下の方から取る、何処から取っても同じなんですけどね。
女シャーズ「中末吉?
( ̄□ ̄;)!!」
舞「小吉と末吉の間ですね、やや末吉よりですね。
('∀'●)」
男降魔師「中1って?
(・・?)」
舞「小吉は小1から小6まで、中吉は中1から中3までありますよ、その次が大吉ですね。
('∀'●)」
男降魔師「沢山ありますね。
(・o・;)」
舞「沢山あったほうが大吉を引いた時有り難みを感じるじゃないですか。
それってなんかうれしくないですか?
(*^▽^)」
男降魔師「でも中2とか引いたら微妙じゃないですか?
(;゜▽゜)」
舞「微妙な時期って事なんでしょうね。
( ̄〜 ̄;)」
そこにポチリーナとシグがやってくる。
シグは神社を見回した、神社の中は以外と薄いほぼハリボテなのだ。
舞のスケッチどうりにシグが商店街の人達と徹夜で作り上げたものです。
所々微妙に違っているのは大目に見てほしい。
舞「シグさんも一枚どうですか?
(^ワ^*)」
シグ「大吉が出ると良いな。
ポチリーナは何が出たんだ?
(*゜▽゜)」
ポチリーナ「中2でちゅ、微妙な時期でちゅかね。
('∀'●)」
シグはおみくじを引いた。
ポチリーナ「何が出たでちゅか!
(゜ω゜*)」
ポチリーナはシグが引いたおみくじを奪いました。
ポチリーナ「見せるでちゅ。
(*゜▽゜)」
ポチリーナは中身を確認した。
シグ「何が入ってたんだ。
(・o・;)」
ポチリーナ「…『最凶』シグもしかしたら死ぬかもしれないでちゅよ。
(゜□゜;)!!」
シグ「なっ何だよ最凶って!
Σ( ̄□ ̄;)」
舞「それは伝説のおみくじ『最凶』神社業界でも引いた人を見るのはまれな事。引いた人がその後どんな運命をたどったかは…恐ろしくてこれ以上は言えません。
(*T□T)」
シグ「えー!
( ̄□ ̄;)!!」
舞はシグの背後を見て驚いている。
舞「シグさん大変です!シグさんの背後に物凄い数の霊体を感じます。
(゜□゜;)」
シグ「なっ何が居るんだよ!お祓いしてくれよ。
(; ̄□ ̄)!!」
ポチリーナ「これは危険でちゅ。
(`□´;)!!」
ポチリーナも何かを感じたようです、シグの背後に何が居るのでしょう?
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