『ツルギ・憐のお料理教室 うどん編』

憐「…では今日の食事は、遥か東国に古くから伝わる、『うどん』を作ろうと思う。…ツルギ、材料の紹介を」

ツ「え-、材料は、小麦粉(以下略)です。これに水を入れて、よ-く練ります。…これは力仕事ですので、ランさんにお願いしましょう

ラ「どれくらい練るの?」

憐「大体、耳たぶ位の固さぢゃ」

ラ「了解! …ふんっ!(SE=ばんっ!) ふんっ!(SE=ばんっ!) でえいっ!(SE=ばんっ!)」

ツ「…で、適当な固さになるまで練ったら、ふきんで包んで、日の当たらない場所にしばらく寝かせます」

憐「…そして、しばらく寝かせた後のものが、これぢゃ(SE=どんっ)」

ラ「…え?」

ツ「ではこれを『めん棒』と呼ばれる木製の棒で、延ばします。…団長、シグ、手伝って下さい」

ザ「面---!」

シ「胴---!」

ツ「……ッ!(SE=べきっ!ばきっ!めきゃあっ!) …と、これでこのように遊ばない様に、お願いします」

憐「生地を延ばしたら、適当な太さに切り、大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし、茹でるのぢゃ」

ツ「今日はシンプルに、つゆをかけて、葱の輪切りをのせた、『かけうどん』で食べて頂きます」

クラルフ「(SE=もぐもぐ) ほう、これは中々…」

スラスト「歯ごたえが良くて、喉をするするっと通る食感が何とも…」

一同「美味いっ♪」

憐「…という訳で、今回の料理教室は終わりぢゃ。 …ところで、今回はオチは無いのか?」

ツ「食べ物が落ちたら、駄目じゃないですか」

終劇

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