『誰が誰にそっくりでSHOW 第2回』
(by どらそ)

ザウエル「かくかくしかじか…と、そ-いう話をしてたんだ」
ルリ「ふ-ん」
前回の恰好のまま、今までの行きさつを話すザウエル

ルリ「それだったら、私も前から思ってた事が有るんだけど…、ランちゃん?」
ラン「え?あたし?」
ルリ「うん ちょっと来て」

―十数分後― (SE=がちゃ)
ルリ「…どう?」
その服装は、胸元とお腹の部分が開いたチャイナ服に、頭にマラカスのような髪飾りを着けていた

シグ「あ、『何処ぞの宇宙軍の特別部隊員』」
スィン「そのカッコ、素敵だ---!」
ラン「こぉのド変態がぁっ!!」

スィンの突進に対し、半ばカウンター気味に正拳を打つラン
スィン、一撃で反対側の壁までふっ飛ばされる

ザウ「(今のスィンの動き…、『大泥棒の三代目』みたいだな…)」
シグ「(あいつ、『もっこり掃除人』かよ…)」
ツルギ「(『携帯獣育成家』みたいな節操無いヤツだな…)」

スラスト「成程…。そう来るなら…」
何時の間にか、ランの後ろに立つスラスト

スラ「…こういうのは、どうっ!!?」
ランの一瞬の隙を突き、眼鏡を掛ける!その拍子に、尻餅をつくラン
ラン「きゃっ! うぅっ、痛いですぅ…。スラストさん、何するんですかぁ…?」
一同「!!?」

ラン「…きゃっ!な、何で私こんな大胆な服を…。は、恥ずかしいですぅ…」
スラ「う-ん…。まさかとは思ったけど、此処迄変わるとは…」
スィン「恥じらう姿も可愛い---!!」
スラ「なっ、何ッ!?早過ぎるッ!」
ザウ「しかもまずいッ!今のランには、何故だか解らんが反撃する力は皆無だ!」

サーナ「おねに-さん、ちょっとこのカンペを喚んでほしいにゅる」
スラ「何で!?…まあいいわ
何々?[黄昏よりも暗き者 血の流れより紅き者 以下呪文省略 竜・破・斬]」
SE=づどんむ!) スラストの掌から発せられた魔力弾がスィンを貫き、消し墨にする!

スラ「さ、サーナちゃん?今の、何?」
サナ「『異世界の天才美少女魔導師』が操る、魔王の力を借りた黒魔術にゅる」

スラ「…何でそんなのを知ってるの?」
サナ「秘密にゅる」

ラン「(それよりも、何でそれをスラストさんが使えたのかしら…)あ、あの、私、ちょっと着替えてきますね」

―数十分後― (SE=かちゃっ)
ラン「よしっ。これで完璧ですっ」
一同「!!?」

その時のランの恰好は、普段とは似ても似つかぬ地味な服装で、さらに髪も栗色に染め、二つの三編みに髪をゆってあった。
シグ「だ…、誰だ?誰が元ネタなんだ?」

スラ「じゃあこれはクイズにしようか。答えは次回発表と言う事で」
ラン「私はだ-れだ?」

終劇

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