『サーナのばれんたいん』
(by 女騎士ハルミ)

それは…剣と舞、そしてアルシャルクとの奇妙な三角関係が解決して、みんなが優しい気持ちになれた晩の出来事でした
廊下で立ち話をしているシグとザウエル。勿論話の内容は今日-バレンタイン-の出来事についてだ

シグ「…剣達って何だかんだでいい感じだよな♪ 羨ましい…それに何故かクラフルにも馬車一台チョコが届いてたし…?(@_@;)」
ザウエル「まあまあ…お前もフィアラからお兄ちゃ-ん♪って感じで渡されただろ? 妹好きなお前はそれで十分だろ(笑)」
シグ「うるせぃやい!スラストさんとかからも貰ったんだぞ(笑)…材料費俺の給料から引くって言ってたけど…(涙)…」
サーナ「…あっ!いたいた-!ザウエル、シグ…遅くなってごめんなさいにゅる!…これ…よかったら貰ってほしいにゅる…。手作りで不恰好だけど…」

サーナが目を逸らしながら二人に差し出した物…それは…リボンで可愛らしくラッピングされたピンク色の大きな箱と、小さな箱…
シグ(…大きな方を俺にくれる…まさか…本命!?いゃ、でも俺にはフィアラがいるし…じゃなかった、昔死なせてしまった恋人がいるし、サーナはギガマイトで<<どっか-ん>>だし…あぁ!俺はどうしたら!!)
サーナ「…シグ?どうかしたにゅるの…?…はぃ…これ…」
サーナはそう言ってシグとザウエルにそれぞれ大きい箱と小さい箱を渡すと、そそくさとどこかへ行ってしまった

シグ「…まぁ、なんだ。折角貰ったんだし…開けてみようか…(照れ)」
ザウエル「サーナ…すごく今の仕草可愛かったな…。ん…シグ、照れてるのか?(笑)」

そんなんじゃないやぃ、とばかりにシグは顔を伏せつつ包み紙を取って箱を開ける………
なんと!サーナから貰った箱はミミックだった!!
がっぷりとシグの頭に噛み付くミミック
その様子をみながら微笑むザウエル…

ザウ「あはは-、面白い冗談ですね-♪」
しかしその手には小さいミミックがカプカプと噛み付いている
そして…遠くから聞こえてくるこの世のものとは思えない会話

ポチリ-ナ「きゃ-っ、サーナちゃんから貰ったチョコを食べたセラちゃんが巨大なマッチョに-(゜Д゜;)」
フィアラ「あたしも負けずに対抗しちゃうっ、『へんし-ん、マッチョフィアラっ☆』」
スィン「うぉ-!どうして俺は団員からチョコを貰えないんだ-!!」
スラスト「覗きをするからよ…って、きゃぁっ!!どうしてここにサーナダ-ムの大群が…」
イリス&サーナ「皆さんに愛を届けに来ましたにゅるの-♪(ハモらせながら)」

サーナが絡むと全てがカオスへ
そして…サーナのホワイトデ-へと続く

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