【今日のお料理】1/29更新
意地悪妖精の串焼きの巻★
チャララッチャチャチャチャン♪
チャララッチャチャチャチャン♪
チャララッチャチャチャチャチャチャチャチャン♪
「しっかし質悪ぃよなあ。一々違う道教えやがって」
「あたしも腹立った。遠回りして、へろへろににゃるのを待って、わ―って群がってきて、食べるつもりだったんじゃにゃい?」
「やな事ゆうなよ。でもよぉ、妖精ってのはどれも儚げで可愛いもんかって思ってたんだがなぁ‥」
「それはおまえの勝手にゃ思い込み♪実像はああにゃんだから」
「そんなもんかな」
「昔はどうだったかは知らにゃいけどね」
「面白ぇ芸人が消えて、そいつの真似したつまんねぇ奴ばっか残るってのと似たよ―なもんか?」
「それはちょっと‥★おまえの場合、面白いやつって誰?」
「ギター侍とHG。他は全部、お客さま扱いって事で」
「うわ、偏ってる」
「俺の基準は、美しいか、可愛らしいか、笑えるか。この三つしかねぇんだからよ‥元々妖精も、可憐で可愛いやつばっかだったかもしれん。然し段々、あんなのが増えてったのかもな」
「妖精に限った事じゃにゃいかもね☆」
「それをゆうな★んじゃ例の性悪妖精の料理と行くか‥いくら死んでるからってお前、ケツから串刺しにすんのはどうかって思うがな‥まあいいや、出しなよ」
「にゃい」
「あ?にゃんで」
「知らにゃい♪」
「もじもじしてんじゃねぇ出せって」
「解んにゃい♪」
「まさか‥おい、あんまし怒んねぇから正直に言ってみ?何処やった」
「おにゃかのにゃか☆」
「てめえ‥ふざけんなこらちっと見してみろ!腹!くすぐったら出てくるかも」
「にゃああ!やめろっばか!にゃはははっ☆ごめんにゃさい―!!」
‥諸事情により、材料を紛失したので、今日のお料理は途中で終了。
代わりにネイチャア映像を‥
枝の上で寄り添う小鳥達。
飛沫を散らして流れる川。
透き通った若葉から落ちる水滴
‥そして、カメラに顔をくっ付けたがる馬鹿そうな子供★
暗転。砂嵐‥‥
チャン、チャン、チャンチャララララッ、チャン♪
ジャ―ン♪
拵え方★
何でもいいから小さな生きものを、串に刺して焼く。
★おわり★
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