『酔っ払いBeatは夜明けまで-前編-』です。

それはクリスマス・イブ……今年は王劇内でパーティーをする事になった。
劇も早めに終わらせ、そして。

ザウエル「さて、皆様。今年も後一日…」
一同『まだ一週間ある!』

ザウ「まあ、少々早いですが今年もお疲れ様でした。明日は休みですので、存分に騒いで下さい…では」
一同『乾杯♪』
そして、皆が騒ぎ出す。

こちらでは
ラン「シヴィル」
シヴィル「お姉ちゃん」
二人『勝負!』

二人は物凄い勢いで食べ始める。
アミアン「あれ、ティアは参加しないの、フードファイト?」
ティアリース「うん、神無さんと姉さんが忙しそうだから、厨房を手伝って来るね」
そして、彼女は厨房へ走る。

アミ「じゃ、ポチリーナ、一緒に歌おうよ?」
ポチリーナ「判ったちゅ♪」
二人は大食堂で作られたステージに上がり。
二人『では』

『静寂の夜じゃきっと終われない
だから熱く歌おう♪
聖夜だからって気にしないで
もっと熱く踊ろう♪』

歌い始めた。
そして、カウンタ-の方では。
シリウス「ザウ、スィン、ちょっと…」
と、二人を呼んで何やらコソコソ話をし始めた。

…数分後。
ザウ「剣、私と飲み比べしませんか?」
剣「何故また?」
ザウ「お酒に強いらしいと聞きましたからね、どうです?」
剣「受けましょう」
クラフル「わしも良いですかな?」
ザウ「構わないですよ」

三人はスピリッツで飲み比べを始める。
それを尻目に。

スィン「許婚もあんなんだから、終わる迄これでも飲んでくれ」
と、剣の隣に居た舞にスクリュードライバーを勧める。

舞「…お酒か、何か入ってますか?」
スィン「(鋭いな)ただのジュ-スだよ」
舞「では」
こくこく♪
舞「美味しいですね…(間)…時にスィンさん」
スィン「なんだい?」

また別の席では。久遠「オーバーさん、ノリが悪いですよぉ♪」
オーバー「は、吐くから止めてくれ-!」
オーバーは久遠に体を振り回されていた。
その横では。

アルト「ぐ、やっぱ酒はキツイ…」
度の軽いカクテル一杯でグロッキー状態になっていて、その隣でセレスティは。
セラ「…」
度の強いカクテル…フォールンエンゼルをくぴくぴ飲んでいた。

>>後編へ続く

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