『女装狂詩曲:第四幕』
フィアラ「…え、これがお兄ちゃん?」
シグ「み、見るな!見るんじゃないっ!?」
流石に妹に見られてかなり動揺しているようだ。
フィ「…綺麗」
一同「はぁ?」
フィアラの一言に動揺する団員。
フィ「今のお兄ちゃん、なんだか違う人みたい…」
と、頬を朱くして言うフィアラ。傍で見ていると、危ない兄妹である。
シグ「…あのねぇ、俺だってこんな風になるつもりは…」
ザウエル「いや、彼は望んでやった事なんだよ」
ぷちっ。
ジャララッ!
シギュン「うふふ…♪ ザウエルー?」
ギンッ!
ザウ「まあ、落ち着け、シギュン。こんな事に封印したヴァルキュリアを取り出しても意味ないだろう?」
と、蛇腹剣をこちらも封印して力を出せない斬魔槍で抑えるザウエル。
シギュン「…『我は……その…』」
どうやらまたシギュンになっているらしいが、その目は完全に冷静ではなかった。
ザウエル「まじで封印解くつもりか!?」
そこへ何も知らないスィンが。
スィン「…美女発見!ヘ-イ、彼女-♪ 団長なんかほっといて僕ともっこりデ-トしない…」
ごすぅ!
言うまでもなく、空の彼方へ吹き飛ばされるスィン。
スィン「お嬢さん素敵だぁぁぁぁ…」
そう叫び、星になったようだ。
一同(馬鹿だ…(汗)
ザウ「…とにかく抑えるぞ」
スラスト「…あんたが火に油を注がなければこんな事にはならなかっただろうが…」
ザウ「…それは言わない約束だ」
<次はいよいよ終幕! 更新をお楽しみに!>
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