『女装狂詩曲:終幕』
暴走したシグを抑える為に、セラとターマラは彼の弱点、大百足を召喚したが。
ケイ「百足が恐い筈なのに…」
シギュン「それがどうしたのっ!」
ものともせず、ずたずたに切り裂く。
ミーミャ「シグじゃないニャ!?」
マーシャ「…そうみたいにゅ(汗)」
シギュ「今の私には恐いものなんてないのよ…♪」
と、蛇腹剣を振り回しながら言う。
それでもおのおのの技でシグを必死に止めようとしている間…。
ザウ「…フィアラ、あのさ…(ぼそぼそ)」
フィ「…それで、お兄ちゃんを止められるのでしたら…」
そしてフィアラはシグの前に立ち。
フィ「お兄ちゃんの馬鹿ぁ!」
びくっとして、止まるシグ。
フィ「人に迷惑を掛けるなんて、大っ嫌いだよっ!」
それを聞いたシグの顔は青ざめていく。
シギュ「…フィアラ、ごめんない…」
そして、ついに泣き出すシギュン。
泣いている顔がまた可愛く見えてしまう。
フィ「…お兄ちゃん…」
そんな、泣いているシグを抱きしめるフィアラ。
傍から見ていると間違いなく、姉妹と言うよりなんだか百合の人にしか見えないのは何故だろうか?
ニコ「…悪い事をしたみたいでやだなぁ」
アルト「たしかに…」
ザウ「…ふう、ともあれ、これにて一件落着…」
一同「じゃ、ありません(泣)」
ザウ「…あ(汗)」
オーバー「ど-するんですか、この状態を」
それもそうである、シグによって見事に衣装部屋及びその他の部屋に通路等、荒れ放題で、軽く見積もっても、修理に五万ダルトは掛かる。
しかし、ザウエルはすぐに。
ザウ「ま、私に任せておきなさい♪」
そして彼が修理代をチャラにする方法…それは。
この話を『女装狂詩曲』として、王劇の出し物にし、見事に修理費をチャラにしましたとさ♪
シグ「俺は納得してねぇぞ!?」
シリウス「…人間は諦めが肝心だぞ?」
ガイデル「そうでござる」
…ちゃんちゃん♪
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