『王劇版!?桃太郎…侍? 最終幕』
(by 来刻龍弥)
そんなシグとスラストの元へ、ある男が来た。
シグ「シリウス?」
シリウス「大丈夫だ」
スラスト「何が……?」
舞台では
剣「桃太郎よ、参りました」
劇場内はどよめきに包まれる
クラフル「もう都を荒らす真似はしません」
ティアリース「そう、良かった……では奪った金品を皆様に返還して貰います。手伝って貰えますね?」
鬼一同『解りました!』
シリ「……こうして、桃太郎達は悪い鬼達を懲らしめ、改心した鬼達と共に奪われた金品を返しに行きました……後、宜しく」
そう言って何処かに消えるシリウス
舞台では金品を返す桃太郎達の姿、そして故郷に帰っていく所で幕が一度下りる
そして、また幕が上がる
そこには剣とスィンがギタ-を持って現れ、おもむろに弾く
その哀愁漂う音色は、地味ながらも知る筈もない東の国をインスピレイションさせる……そんな心地良い風を感じさせる曲だった
思わず聴き入る観客達
その曲が終わり、そして、幕が再び下りる。大喝采と共に
スラスト「おい、曲で無理矢理まとめたぞ……」
シグ「良いのか、本当にこれで良いのかぁ!?」
頭抱えながら唸るシグとスラストを尻目に舞台の方では
ザウエル「この度はメリエーヌ嬢に盛大なる拍手を!」
いつの間にやら復活をはたしたザウエルが、特別出演をしてくれたメリエーヌの紹介をしていた
シグ、スラスト『……をい』
<終劇>
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